私立探偵 濱マイク 5 須永秀明監督「花」 [DVD]
濱マイク テレビ版の5本目。
Number Girlの演奏がかっこいい。窪塚洋介の狂いっぷりがすごい。
画面のかんじはいつもの濱マイクの世界で、カラフルでヒッピーでいかれてて最高ですが、かわいそうな女の子や茜の誘拐といった事件が次々に起こって、あんまりストーリーは頭に残りませんでした。
冒頭で書いたNumber Girl、窪塚のほかにも、hitomiの「バーン!」は彼女らしく非常にチャーミングだしその他すべてビジュアルのレベルはとても高いです。以上。
東京命日
10人近くいる登場人物のそれぞれの物語が巧妙に交錯しています。
一回読んだ限りでは発見できなかったことが、
二回三回と読むうちに見つかるのがウォーリーに似た楽しみを与えています。
また、カットが秀逸すぎます。
鍵となる人物・故ヤスジロー監督を意識してか、
地面ギリギリから見た視点が多く画かれているように思いました。
それを考えてみると、視点に注目しながら読むという楽しみ方もありですね。
一言でまとめるとするならば、
まるで映画を見ているかのような錯覚にとらわれる漫画です。