解病~病気から解放される生き方~
世界ナンバーワン心臓外科医、という帯・タイトルで、期待して購入しました(してしまいました)。
健康関連の本をはじめて読まれるには、よい本だと思います。
しかし、数ある健康関連書籍を読まれたことがある方には、同じ内容の繰り返しが多く、期待はずれかと思います。病気と自律神経の関係について、おすすめの生活としては「休養をとる、有酸素運動をする、早寝早起き、バランスのよい食事を」、ということが書かれています。こう挙げただけでも、これまでいわれていることの反復であることがわかると思います。
他の健康関連書籍との違いは、心臓外科の先生ですので、心臓にかんすることがくわしく書いてあることと、ドイツはいいよ、という報告が多いことです。
アントキノイノチ (幻冬舎文庫)
さだまさしさんの本ははじめて読みました。
映画も見に行こうと想います。
たくさんのレビューも読みました。
自分の感じたことが全部書いてあって付け足すことはありません。
非常に素敵な小説だと想います。
ただ、どうしてもどうしても違和感があるのです。
さださんの生き方そのものにかかわることなのかもしれません。
自分が間違っているのかもしれません。
でもどうしても違和感がとれないんです。
その違和感をうまく言葉にすることが難しくて、
何度も書き直しました。
才能がないのか、言葉にできません。
ただ、大好きな本にはならないなって・・・。
登場人物の言葉を、好きになれないなって感じています。
この本が悪いわけじゃないのですが、
僕個人は、この本を好きになれない。
さだまさしさんの音楽も好きになれない。
他の本も好きになれないと想う。
僕は、人間や、人生や、死や生をこのようには感じないからだと想います。
とっても優れた本ですが、自分からは実に遠い本です。
でもきっと永遠に忘れられない本になるでしょう。
のどに刺さった棘のようにいつまでも僕に問いかける作品だと想います。
さだまさし ベストデビュー30周年記念リマスター盤
さだまさしの持ち味は、短篇小説のような味わいを持つ詩と伸びやかな高音をいかすメロディと温かい人柄がでているハーモニーの三位一体となった曲の完成度にあります。デビュー30年を経過してなお、第一線で活躍しており、他には聴くことのできない個性の輝きを、このような懐かしい曲とリマスター盤で再会することで、あらためて感じました。
「北の国から 遥かなる大地より~蛍のテーマ」のヴォーカリーゼを聴くだけでドラマの情景が浮かびます。倉本聰作品は素晴らしいですが、それを象徴するようなテーマソングだと思います。さだの弾くギターのアルペジオと温かい雰囲気をのせたヴォーカリーゼだけの構成で、歌詞はありませんが、それがまたドラマの導入曲として最適だったのでしょうね。
「案山子」はいつ聴いてもいいですね。♪元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る・・・・♪という簡潔なフレーズに温かいメッセージが一杯詰まっています。
故郷から遠く離れた街に行き、慣れない都会の暮らしを気遣う親兄弟の思いは、まさしく不変的な情愛そのものです。ここに描かれた心情は、作られてから30年ほど経ちましたが、時代を超えて強いメッセージとなって伝わってきます。
「関白宣言」「関白失脚」「親父の一番長い日」の一連の作品には、彼のユーモアと愛情表現がたっぷりと詰まっています。他では聴くことのできない曲ばかりです。勿論、「雨やどり」「秋桜」「精霊流し」「無縁坂」というどれをとって代表曲のどれもが名曲揃いです。素晴らしい30周年のアルバムだと思いました。
かすてぃら ~僕と親父の一番長い日~
書かれている内容は、さださんのトークを
コンサートやCDで聴いてる方にはおなじみの
エピソードが多いです。とはいうものの、
さださん一家の歴史を綴った小説として
とても面白いです。
さださんのお父さんの追悼コンサート
父を送る まさしんぐWORLD CONCERT 2010(DVD付)と
ともにお読みいただくとさらに深く味わえます。