アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~ DVD-BOX
本放送を見逃した割に、その後クリスマスシーズンに合わせて再放送されるのを毎年見ていました。原作ものの強みで、本編では細部まで行き渡った作りとなっており、画面で見せる力のある作品だと思います。売れっ子俳優陣を配したには止まらないキャスティングの妙で、椎名桔平さんは2枚目半のオーナー役が嵌り役。
再放送を毎回録画するのも大変なのでついに購入に至りました。最近は”アンティーク”の気になる間取りや小物類をチェックするために何度も一時停止をしていますが、DVDならではの美しい静止画像で、確認作業も楽楽です。
音楽がMr.Childrenだけなのは、曲とシーンの意味合いをくみ取れるてファンにとっては堪らない仕掛けではないでしょうか。
Life goes on
CHEMISTRYが作詞・作曲するのは初めてではありませんが、シングルのA面でリリースするのは初めてです。二人も最高のボーカリストからシンガーソングライターへの扉を開けようとしています。期待の意味も込めて星5つにします。
西洋骨董洋菓子店 (1) (Wings comics)
ドラマになったことで、一気にメジャーなった“よしながふみ”。でも、そんなことはいい、まんがは何倍も深くておもしろかったから。
誘拐されたことがある男、荒廃した家庭に悩んだ男、孤児院で育った男、みんな幼・少年期に一生消えない傷を持っている。
それでも、人は大人になって、職業を持ち生きていかなけらばならない。うまく人間関係が築けなくても、魔性のゲイになっても、網膜はく離でチャンプの座を捨てなくてはならなくても。
いろいろな人の訪れるケーキ店で、彼らのは居場所を見つけ、明日も新作ケーキを作り続け、立て板に水で説明しつづけ、毎日全部のケーキの味見をしつづけるんだろう。
傷ついた過去が、消えることはなくても、今の仕事や仲間が生きるための力を与えてくれる。ストーリーをかさねていくことで、みごとにそんな気持ちを理解させる、みごとなストーリーテラーである。
西洋骨董洋菓子店 (3) (Wings comics)
「アンティーク」がデパ地下に期間限定で出店する事に。しかし、そこにはかつて小野が勤めていたケーキ店も数多く出店していた…。さらにアンティークのブースはガラス張りで小野の苦手な女性客が詰め寄る事マチガイナシ。頼みの綱の橘は急病(?)、ピンチヒッター(??)の千影と二人きりで小野、大ピンチ!どうする!? 本編に絡んでパティシエ小野誕生秘話、アンティーク誕生秘話、そして千影の○○誕生秘話(涙)と非常に濃い内容となっている。 関係ないが、折込ポスターが巻を重ねる毎に伸びている。次はどうするか個人的にとても楽しみである。
西洋骨董洋菓子店 (2) (Wings comics)
二巻にていよいよ千影の登場、これにてアンティークのメンバーが全員揃います!
一巻は割と物静かな展開でしたが、かの名場面・小野と千影の雨の中のダンス(!?)シーンからは徐々にギャグ満載になっていきます。
今思うと、よしながさんのギャグとシリアスのメリハリが効いたストーリーテリングぶりはここから始まったのでしょうか???
二巻では、橘のあまりにも似合わないコスプレには大爆笑。
橘・小野・エイジ・千影の四人が揃ってこその「アンティーク」。これから本格的に面白くなります。