さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅- [DVD]
この作品は映画「銀河鉄道999」の続編である。
前作も好きだが、作品としては私の中では
こちらの方が上位に来る。
その理由は「メーテルが綺麗」の一言に尽きる。
池田昌子さんの声とともに、上品でそれでいてはかない
メーテルは前作を凌ぐ美しさである。
また、メアリー・マクレガーが歌う
エンディングの「SAYONARA」もメーテルの心情を
歌っているようで、胸にくるものがある。
とにかく、観ていない人にぜひ勧めたい作品だ。
銀河鉄道999
999ファンでなくとも、お奨めの1枚。テレビ・映画のサントラのおいしいところがぎっしり詰まっています。
特に、「SAYONARA」はお奨め。10数年前に聞いたのに、今でも色あせていません。新鮮な音楽として聞くことが出来ます。
首都消失《デジタル・リマスター》 [DVD]
フジTV製作で、当時はやたらテレビで宣伝していたような記憶がある。何故かぼんちのおさむちゃんがTVカメラマン役で出ていたことは強烈に覚えている・・・。前半はスモーク炊きまくりの模型丸出しの特撮ながら、その設定は面白いので、引き込まれるが、後半になると、その設定を置き去りにしたまま、若者がロックコンサートで雲のなかの人に呼びかけるなどバカバカしい展開が続き、ラストにいたってはトラック一台で雲に突っ込むで解決という安っぽさ全開のハードSFでも何でもないバカ映画になってしまっている。当時小学生だった時に見て、この展開にはハズカシさを覚えたなのだから、まともな大人には赤面もの意外でもなんでもないだろう。だが、この安っぽさが何かたまらんのよね。フジ製作なのに最近は全くお目にかかることのない作品となっているが、最近のCGに慣れた若者にも是非見てほしいですよね。これが80年代なのだ。
大場久美子 濡れた心 ~レズビアン殺人事件~ [DVD]
土曜ワイド劇場枠の傑作ミステリー。原作は多岐川恭。タイトル通り、妖しげなエロティシズムが漂う作品。後半部分の犯人探しが前半と打って変わってサスペンスを盛り上げ、目が離せない。
往年の土曜ワイド劇場の特徴である、推理、サスペンス、エロスが一体となった見事なまでに「土ワイ」な作品。私は20年程前再放送で観たきりであるが、その強烈な印象がいまだに脳裏に焼きついて離れない。
奇をてらったところがなく、派手さもなく、最後は泣ける、実に哀しい美しさの似合う作品。
さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅- [Blu-ray]
個人的には、一作目より、二億倍好きです。
一作目の、「1シーン1シーンはすごいけど、一本の映画として見たら、バラバラな構成」とは違い、今作は、鉄郎とメーテルの、本当の別れに向かい、ストーリーは、一直線に走り続けます。
確かに、一作目があってこその、開巻のメトロポリスの廃墟具合に、衝撃があるわけですが、それでも、今作の999発進は、音楽とあい絡まって、ド迫力です。
華麗なヴィジュアルに拮抗する、池田昌子さん渾身の、ラストのメーテルのモノローグは、本当に心に沁みます。