オリジナルサウンドトラック イース6
ゲームを遊んで音楽が気に入ったので購入しました。
個人的にはオルハの笛がとてもお気に入りだったりします。
でも笛の音色は1分弱しかないので星4つです(笑)。
全体的にどの曲も完成度が高いのでオススメです。
Beethoven Symphonies Nos. 6-9 Transcribed for Solo Piano
難易度はツェルニー50番終了以上です。しかし特殊な演奏技術(カンパネラのような連続跳躍、マゼッパのような難しいフレーズなど)を必要とせず、比較的素直な編曲になっていると思います。難しいフレーズの部分になると、より平易な奏法がOssiaとして併記されることもあります。多くの人がベートーヴェンのシンフォニーを楽しめるように、というリストの配慮が見えます。
全体として、アレグロやスケルツォ楽章は音符の数も多く、演奏が忙しい上に体力を必要とします。その反面、緩徐楽章ではピアノ特有の問題(時間とともに音が減衰する)によって、演奏効果に欠けるところがあります。物足りなく感じる人は音符を追加した方が良いでしょう(カツァリスなどが録音していますが、かなり音符を増やしている部分もあります)。またティンパニやコントラバスは1〜2オクターブ高く書かれており、響きの重みが足りなく感じる場面もあります。左右の手を近づけることで演奏難度を下げようとしたのでしょうが、左手をオクターブ下げた方がしっくりする場合も多いので、演奏しながら検討してください。
規模の小さな第8番は、各楽章を単独で弾いても小粋な小品として楽しめます。第九は長くて演奏が大変ですが、第三楽章は絶品です。第四楽章も合唱パートを含めてピアノ一台で弾けるようになっているので、雰囲気は味わうことできます。なお楽譜の印刷は綺麗で、十分実用に耐えます。おすすめです。