デス・オブ・キャプテン・アメリカ:バーデン・オブ・ドリーム
前作で不慮の死を迎えたスティーブ。 彼の遺志を継ぎ新たなるキャップに就任したバッキーが迷いながらも活躍をする話。
スティーブの死の裏にはアメリカに憎悪を抱く宿敵レッド・スカルの陰謀が有った。
そしてスティーブ暗殺に利用され、自身も連れ去られたスティーブのパートナーであり恋人のシャロンを奪還する為新生キャップが活動を開始するのだった。
といった感じで話は進んでいくのだが、終盤に駆けてグダグダに成り、無理やりな幕引きに成った感もある。
特にシャロンの妊娠エピソードとルーキン博士の寝返りは要らなかった気もする。
それでも中盤のキャップ同士の対決は読みごたえが有りました。
これでお終いなのが勿体無いのでキャプテンアメリカリボーンを翻訳して欲しいです。
Spider Man: Shattered Dimensions (輸入版:北米・アジア)
未だクリアは出来ていませんが、ある程度把握できましたのでレビューさせていただきます。
まず始めに、今作は以前までとは違い箱庭タイプのスタイルでは無くなってしまいました。
個人的に「スパイダーマンのゲーム」=「NY散策をしつつ進めるゲーム」だと勝手に思っていたので非常に残念な点です。また、ウェブスイングも以前までとは違い、壁があればどこでもスイング出来る訳ではなく、壁があってもスイング出来ない所があります。
今回、スパイダーマン2099の未来の町の中を進めるシーンが有るのですが、トレイラーなどを見た際に「未来の町を飛びまわれる!」と勝手に思い込んでいただけにダメージが大きかったです。
また、箱庭ではなくなったため、「メニュー」→「ステージ選択」→「ミッション開始」と言う様な作りに変わってしまいました。
上だけを読んでしまうと相当微妙ゲーだと感じてしまうと思いますが、以上の不満点で落胆するには相当惜しい非常に面白いゲームになっていました。
まず、ミッション選択(どちらかといえばヴィランの選択)がそれぞれ4つのパラレルワールドのヴィランを倒し、石盤のかけらを集めるといった作りになっており、4人のスパイダーマン(パッケージ手前から2099、アメイジング、アルティメット、ノワール)をそれぞれ操作出来る為、とてもバリエーション豊富です。特にノワールを操作するミッションはほぼ別ゲー(バットマンアーカムアサイラムに似ています。)です。
次に、敵を倒したり道に落ちているクモエンブレムを集めることでポイントが手に入り、このポイントを使いコンボやキャラクターの強化をすることが出来ます。それに加えてコスチュームも買うことが出来るので強化をするかコスチュームを買うかといった嬉しい悩みが出てきます。
アクション面では建物の出っ張り(鉄骨のてっぺんなど)の狭い足場に向かって糸を出し乗り継いでいく、といったようなアクションをすることが出来、これがとてもスピーディーで楽しめます。
中には巻き上げられた瓦礫に飛び乗り、そのまま乗り継いでいくといったような事まで出来る面もあります。
非常に長くなってしまいましたが、スパイダーマンが好きな人やシリーズが好きな人、また逆に「スパイダーマンのゲームって箱庭お使いゲーでしょ?」と言った様に一部洋ゲー特有のフリーさが苦手な人にはとてもお勧め出来る良いアクションゲームだと思います。
Ultimate Spider-Man - Volume 1 (Ultimate Spider-Man (Graphic Novels))
スパイダーマンの「リメイク版」とでもいうべき作品。40年近く続いて、もはや収拾のつかなくなってしまった感のあるオリジナル版から、「いじめられっ子の高校生が超能力を得る」というエッセンスを抽出して、話を再構築している。いまや、もしかしたらオリジナル版より面白いかも。