DRIVIN’WITH MY HOMIES 2
漫画家、井上三太氏が“ドライブに合う曲”をコンセプトに選曲したコンピレーションアルバムの第二弾。ニュージャックスイングやヒップホップ、R&B、ソウル等の名曲が収録されている。漫画の中にも登場する架空のラジオ局の放送ということで、ラジオのリスナーとしてゲスト参加している“おぎやはぎ”と DJとのやり取りも含まれている。ノリの良い曲ばかりだけでなく、ドライブ終盤にも合うような落ち着いた曲も収録されており、選曲はすばらしいと思います。ニュージャックを聞いてみたい方、ドライブに合うCDを探している方にオススメします。
TOKYO TRIBE2 spin off (Feelコミックス)
TT2に出てくるキャラやトライブたちの5つの外伝ストーリーをまとめた1冊。今は渋谷宇田川町に無き、うどん屋やしまやHOME BASS RECORDSが出て来たり、渋谷の情景が良く描かれている「海の休日」や「In My Life Time」は単行本「TOKYO BURGER」にも通じる、何気ない日常を切り取ったストリートポエティックなストーリーは井上三太さんのお得意のゾーンじゃないでしょうか。ゆるーい空気感が流れながらも絵には力がある、秀逸です。僕がこの1冊で1番好きなストーリー「ハシームの恋」は、TT2に登場した人気キャラ ハシームの恋愛ストーリー。女心の難しさをストーリーに含んだ、読んだ後に色々考えさせられるお話。ハシームのキャラもあってか、そんなにシリアスになりすぎてないラブストーリーに仕上がっていて、良い意味で肩に力入れすぎないでスラッと読める気持ちいいストーリーだと思います。他にもTT2のキャラ テラさんの登場する「テラさんの思い出」やTT2のトライブ 街田THUGの登場する「街田THUG vs 三頭会 頂上決戦」も収録。1冊で色んなテイストが味わえて面白いです。TTシリーズのファンは、色んな発見が出来て楽しんで読める本になってると思います。
TOKYO TRIBE3 (5) (バーズコミックス デラックス)
・リリックがダメダメ
作者はラッパーではないので限界はあるかもしれませんが酷いです。韻を踏んでるところをご丁寧に点で強調してるのもどうかと思います。
・絵が荒れすぎ
あまりキッチリした描線の漫画は好きではないんですがこれは所々荒れすぎです、描くのが嫌なのかな?とか思ってしまいます。
・魅力の無いキャラクター
メラ、ジャダ、スリーピー、ドン・チーチ、仏波、など前作は印象に残るキャラが多かったですが今回はどこかで見たようなのばかりです、ブタダさんだけは強烈でしたが。主人公もかなり残念な感じです。
・打ち切りエンド
バタバタしてます、ラストはそれっぽく纏めてありますがかなり強引です。
・ヒロインが微妙
女性書くの得意ではないんでしょうね。記号的な美人の目をちょっとズレた位置にペタッと貼り付けたカンジで不気味です。3は濡れ場がやたら多いので輪をかけてつらいです。
・恋愛描写
稚拙の一言です、使い古されたパターンの切り貼りで読んでいて苦痛なレベル。
・加齢臭
やっぱり80〜90年代の曲とかファッションが好きなんでしょうね、それはいいと思いますがちょっとそっちに偏りすぎに思います
・アメリカのヒップホップシーンでの東西抗争を日本に置き換えているんでしょうが電車で30分もかからない距離で東とか西とか言われても・・・
不満点ばかり書きましたが4巻くらいまでは面白かったです
凝ったアングルや魚眼パースを効かせた臨場感のある背景は良いと思います
是非続編もやって欲しいです
TOP OF TOKYO/TT2 オワリのうた
井上三太の漫画、TT2が好きな人はもちろんの事、BUDDHA、スチャ好きな人にはもっとオススメしたいCDですね。
BUDDHAの新作が何故TT2?と最初は疑問に思いましたが、やっぱ何をやってもBUDDHAは黒い。
トラック、特にHIBAHIHIのバースはたまらないです。スチャはあんまり聴いた事が無かったのですが、
「TT2 オワリのうた」リラックス出来る曲でかなりいい感じです。
ただ、BUDDHAの曲はTT2をある程度知らないと分からないリリックかも。