デジタルカメラによる月の撮り方
「月刊天文ガイド」の誠文堂新光社が発行する『デジタルカメラによる月の撮り方』です。
大昔、「天文ガイド」を毎月購入し、『天文年鑑』で月齢を確認していた頃を懐かしく思い出しながら、デジタル時代の月の撮り方を参考にしました。
カメラも安価になりました。望遠鏡も手作りするなんてことは少なくなっており、比較的廉価で購入できる時代になっています。とはいえ、準備するものは変わらず、撮影のタイミングも同様です。
オーカルカラーで様々な条件の元、月の魅力が伝わるような写真例が数多く掲載してありますし、それに必要な情報も詳しく書かれていました。
望遠レンズを使った撮影と望遠鏡を使った2つの撮影法を詳しく説明してありますので、実際に必要な機材の確認もできるようになっています。
露出や絞り、使用レンズ等のデータが写真例ごとに記載してありますので、最初はそれを参考にしながら、自分の求めるような納得のいく月の写真を撮ってください。
113ページの「月への階段」と題した写真は見事ですね。12.5cmの天体望遠鏡を使用し、テレコンバーター、1050mmという機材があればこそですが、プロの天体写真家にかかるとかくも幻想的で魅力的な写真も撮ることができますという見本でしょう。他のページにも魅力的な写真が満載でした。
本書の章立ての一部です。
1章 かんたんな月の写真の撮り方(月の写真はどうやって撮るの?、コンパクトカメラとデジタル一眼レフ ほか)
2章 大きく月を撮ろう(月を大きく撮る、望遠レンズで撮る ほか)
3章 こんな月の写真が撮りたい(いろいろな月の写真を撮ろう、三日月を撮る ほか)
4章 月を知ろう(月の位相(満ち欠け)と月齢、月のよび名 ほか)
月蝕島の魔物 (Victorian Horror Adventures)
最近の田中さんの書籍の中では、抜群の面白さを誇ってます。
19世紀のイギリスが舞台で、口語調で、それでいて変に砕けてもいないです。
お涼や創竜伝のように自分の不満をグダグダと書き綴っていないので、読んでるこっちも肩の力を抜いて読めます。
田中さんもそろそろ現代物に見切りをつけて、こういった中世物をドンドンと書いていって欲しいものです。
月蝕 [DVD]
個人的には高樹マリア作品で一番好きな作品。痴女が好きっていう人にもあまりっていう人にもお勧め。基本はお姉さん系の痴女でいやらしさもある。かといってしつこさもなく演技がひかる作品に仕上がっている。
Amazon.co.jp 日食グラス SUN CATCHER-XII
金環日食を安全に見たいと思って探しまくってこのVixenの「世界天文年2009度日本委員会公認の日食グラス」を購入しました。届いてすぐに太陽を見てみました。とても綺麗に見えたので、当日が楽しみです。太陽を直視するのに大きなサングラスタイプは個人的にどうかしらと思っています。エスキモーのグラスにも似ているこの小さなグラスで充分、太陽は見れます。付属の冊子『2012年5月21日金環日食が日本列島を横断」も楽しみました。安全重視だったので少し高い買い物でしたが、満足しています。
COLLECTION SIMPLE PLUS
この「COLLECTION SIMPLE PLUS」は近年発表されたALI PROJECTの作品に興味を持った方にお勧めのアルバムです。そういった意味合いでは前作のDe ja vuに近い存在だと思えます。アリプロでも特に高い人気を誇る「赤と黒」「月蝕グランギニョル」「未来のイブ」「地獄の季節」などのラウド系やポップス系の収録が多数あり、退屈さは微塵も感じられません。そして通常盤のみ収録のカタルシスは5月発売のシングルとは違いオーケストラテイストで仕上がっていて、ただでさえ完成度の高いシングルverをまったく損なうことなくあの壮大な世界を味わうことができます。この曲の収録はこのアルバムを購入する理由として充分過ぎる程のものであることは間違いありません。余談ではありますが、次回のアルバムは是非とも今回収録されなかった近年の曲と、ALI PROJECTの最高傑作とまで称される「戦争と平和」を是非、同じアルバムに収録してほしいと思います。