エアロダンシング featuring Blue Impulse
このゲームの凄さは、登場当時「家庭用ゲーム機でここまで出来るのか!?」と思わせるほどの飛行機操縦のリアリティさだと思う。
「エアロダンシングシリーズ」の最初のこのゲーム。
主なものを紹介すると・・・。
離陸→旋回→着陸、といった一連の基礎飛行訓練から始まるので、飛行機操縦ゲームが初めての人でも、飛行機の操縦方法をしっかり練習できる。
好きなマップを時間を気にしないで飛び回ることが出来る。
そして、何よりも感動したのは、「飛んでいる自分の姿を色々な視点で眺めることが出来る!」と言うこと。
ゲームとはいえ、自分の操縦している飛行機が、高速で爆音を立てて飛んでいる姿を見た時は、「おおっ凄い、これ、自分が操縦しているんだ!!」と大げさに感動!してしまった。
勿論、操縦桿にあわせて機体の各部は動く。
方向舵・昇降舵・フラップ・車輪の格納・エアブレーキ等々・・。
着陸灯まで光るという懲りよう。
そしてスモークを吐いて飛行軌跡まで残せるのだ。
このフライトリプレイ、色々な視点を選んで編集して保存が利くのも魅力。
唯一星が一つ落ちた理由は、このリプレイ1つのセーブブロックが80も必要で、複数のリプレイ保存が困難だということ。
しかし、初めて接した家庭用ゲーム機でのフライトシミュレーターとしては、出色の出来だと思う。
買って損はありません!。
エアロダンシングF
隠れざる名作フライトシミュレーションシリーズの記念すべき第2弾!!現存する数あるフライトもの(家庭用ゲーム機)の中で実質9タイトルものシリーズ(ユーザー参加型等の企画版を除くと厳密には新規4タイトルだが…9タイトル目の最新版でさえ2002年に既に発売済み以後ベスト版も再販済みで総計10タイトル)が現存する時点でいい意味で尋常で無い作品群の凄さが伺える。PCから家庭用ゲーム機への移植は人気タイトルシリーズ等によくあるケースだがそれとは真逆で、家庭用ゲーム機(DC)からPC(Windows)への移植だけで同シリーズ中2タイトルもあるのも驚きだ。数あるフライトものとは明らかに違う異端のシリーズが10作品にも及んだルーツはこの初版に在る。『戦闘から演技へ、破壊から創造へ』発想の転換とも言うべき斬新なコンセプトに非武装世界初アクロフライトシュミレーション!ブルーインパルスに入隊すべく様々なアクロバット技術を身につけて果ては航空ショーにも出場するといった感じ。そしてこの「F]はより戦闘系へ。全体的システムや雰囲気は本家パイなろ(パイロットになろう)系だが明らかにこちらの方が上なのは…
☆多彩な視点切り替え(23種類も有りフライト後自己リプレイを映画の様にオリジナル編集'保存可)☆指導教官による懇切丁寧な音声ブリーフィング&段階別数値評価(←具体的な自己失点部位が判りやすく矯正しやすい)&模範演技(お手本飛行)画質的にはハードスペックの違いもある為コクピットView等のHUD(ヘッドアップディスプレイ:計器類)の解像度もPS2に比べれば落ちはするものの(&リプレイデータ保存ブロックがちょっと食い過ぎの為☆減1個)それを取って余る程のシリーズ通しての独自な世界観や飛ぶ事は勿論、鑑賞用としてもまだまだイケてる希少な名作だと思います。