ライヴ with オーケストラ 1985 [DVD]
私の好みをワガママにいわせていただければ
バンドネオンは厚い弦楽合奏ではなくてピアノとかギターなどと
一緒にやる方が好きです。
音が薄い方がバンドネオンの良さが前に出てくるような感じで・・。
バンドネオン協奏曲とアディオスノニーノの間や
最後に流れる曲はピアノと一緒にやってるのですが
本編より間に流れている曲の方に興味をもってしまいました。
しかしアディオス・ノニーノはさすが!美しいです。
「言語技術」が日本のサッカーを変える (光文社新書)
さすが田嶋幸三ならではのサッカー界の裏話が満載。日本と西洋との文化比較論としても楽しめる。
‐2006年W杯イタリアVSドイツの試合で、退場者を出したイタリアの選手たちが一切ベンチに指示を仰がず、自分たちで話し合ってフォーメーション変更の対処をしたエピソード。
‐2001年のU-17のワールド・ユースに日本代表監督としてチームを引率した際の衝撃が特に面白い。
ホテルに同宿したドイツ、フランス、イタリア、ブラジル、イングランドの選手たちが、朝食時に皆髪を整え、揃いのポロシャツをズボンの中にしまって着用し、靴もしっかりはいていた。
だが我が日本チームは、裾のジッパーを開いたままのジャージ姿、足元はサンダル、髪の毛は寝癖がついたままのボサボサ、ポケットに手を突っこんだまま
私(田嶋)に「チーッス」という、典型的な中・高生スタイル。
その態度や服装、あいさつの違いに接したとき、瞬時にして「勝負あった(負けた」と認識し、実際にゲームでもボロ負けした、というエピソード。
‐欧米では勉強しかできない子は“Pencil Neck”と呼ばれ尊敬されず、フィジカルの強さと勉強の出来は両立する、という風潮。
‐日本の試合でよく見かける「バカ蹴り」は、欧米の強いチームではまず見られない。
・・・但しそれらの興味深い裏話と、「言語技術」をやや強引に結び付けている感は否めない。言語技術の重要性をもっとエピソードに
沿った形で教えて欲しかった。