プラレール ライト付 東京メトロ東西線05系
子ども(2歳)のおもちゃとして購入。
ライト付で、トンネルから出て来る時は興奮しています。
ライト付シリーズの難点は
・電池交換のし難さ
・先頭車両の連結が壊れたときの修理のし難さ
です。
特に、後者は△形のドライバーが必要という所も
考慮が必要です。
(私は、交換のためにドライバーを別途購入しました。
某ハンバーガーチェーンのハッピーセットの玩具にも
使われていますので、1本あると便利ですが・・・)
※なお、当方、ライト付の副都心線も持っているため、
同一コメントとなっています。ご容赦下さい。
東京メトロをゆく (イカロス・ムック)
本書は東京メトロについて歴史や運用など様々な面から解説するものです。歴史を解説する上で日本で最初の地下鉄を含む東京メトロについて建設の歴史の部分は欠かせません。レビュー者は最初の地下鉄が銀座線で開削工事(溝を掘って蓋をする方法)で建設された位は知っていましたが、「ウルトラC級メトロ建設史」で解説される内容(工事上の事故を含む)はとても興味深いものでした。都市土木やトンネル工事に携わる土木技術者にも是非、読んでほしい内容です。また、「東京メトロを「動かす」」の章も地下鉄を支える裏方の仕事を垣間見る思いで興味深い内容です。
なお、本書で解説される地下工事から東京の地下について興味を興味をもたれたら、秋庭俊著『帝都東京・地下の謎86』(2005年、洋泉社)を手にされることをお勧めします。
JR東西線(松井山手~篠山口) [DVD]
収録されてる松井山手から篠山口間では
郊外〜密集した住宅地〜地下〜山間部〜田園(田舎)と
様々な風景が楽しめる路線です。
なので展望映像としては見てて飽きないと思います。
マイナスな点は、運転手の呼称が聞き取りにくい点と
地下の映像が真っ暗な点です。
この2点を除けば、出来は良い作品だと思います。
京都 電車で行く 桜散策 (SUIKO BOOKS 155)
「電車で行く」というキーワードで他の桜をテーマにした写真集と差別化を図っているようでした。
中田昭さんは、これまで京都をテーマにした多くの写真集を世に問うてきたカメラマンですから、私は美しい桜の写真集だと捉えていますが、類書との違いを出したいと言う編集意図もあって、「電車で行く」というコンセプトが付加されたのでしょうか。
京都の市バスの系統は分かりにくいと言われています。電車(地下鉄、私鉄の区別なく)の駅からの訪れ方が中心ですと、一見親切なようですが、バス停よりも駅のほうが遠いところが多くなってしまいがちです。当然歩く距離も多くなりますし、1日で廻れる箇所も限定されるでしょう。
また西山方面などは、電車だけで廻れる寺院はほとんどありませんので、結構無理をして掲載している感じを受けました。1日乗車券の利用を考えるとバス移動のほうが圧倒的にリーズナブルですし、効率的だと思います。
結論から言えば、「電車で行く」という企画意図とは別に、プロのステキなショットを参考にする、知られざる桜の名所はいかに、といった観点から観るのが妥当になると思われます。
1頁ずつ1つないしは2つの寺院等を紹介したもので、場所、拝観時間、見所、地図などの拝観データ、電車の駅からの交通アクセスが掲載してあります。サイズもハンディで、京の春を満喫するための桜のガイドブックとしての利用価値は大だと思いました。
舞妓さんの普段の着物姿を写し込んだ祇園白川の桜の写真や、向日神社の参道を歩く母子ずれのうしろ姿など、桜と社寺だけでない写真もまた味わい深いものだということを教わった気がします。霊鑑寺の庭園を覆う花弁の風情もまた桜の魅力が伝わってくるでしょう。
本書では掲載してありませんが、妙覚寺の塔頭の善明院の紅枝垂れ桜なども好きな桜でおススメします。当然誌面の制約もあり、外された桜の名所もあったことでしょうね。
本書を片手に京都を散策されて、何気ない街かどに咲く桜の美しさを感じる時が一番の至福の瞬間だと言えるかもしれません。
これでいいのか東京都江東区 (日本の特別地域特別編集) (地域批評シリーズ日本の特別地域 8)
江東区の情勢が的を突いて書かれてはいます。が、写真と説明文が合わないところが見受けられます。
明らかに木場を写した写真が東陽町と紹介されていたり、木場よりの塩浜も東陽町と書かれていたり。
まったくなんでもない駐車場を写してショッピングモールの駐車場のような説明が書かれていたり、実際に住む
住民にとっては、「それはちょっと違うんじゃ?」と思えるものが多いです。
深川民・城東民・臨海民の気質の違いの考察は面白いですけどね。一度読んでみる価値はあります。