花よりも花の如く 9 (花とゆめCOMICS)
坊やっぽかった主人公も、30歳を目前に、脱皮、変身、顔がまるで変わっているのは漫画の常か。漫画って、主人公の顔が変わるのね。憲人の成長ぶりが少々眩しい。葉月との恋愛も、TVの影響なのか、本物なのか、どきどき。道成寺を憲人が披いて、恋愛の展開があって話が完結するのかな。囃子方がほとんど登場しないので、是非話に絡ませて欲しいです。
花よりも花の如く 10 (花とゆめCOMICS)
エイリアンストリートから20年以上成田作品を愛読しています。
主人公のケントさんが思いを寄せる葉月さんが何故か
朝ドラ(ゲ○ゲの女房)の主人公を務めた女優さんのイメージと重なります。
(お名前をど忘れ)
女優とピアニストの両方を兼業しているからでしょうか?
二人の中の進展が楽しみです。
花よりも花の如く 7 (花とゆめCOMICS)
能楽者・憲人の能楽生活。
今回はほぼ、憲人が出演するTVドラマのお話で
ドラマ出演前の憲人のやりとりが少し描かれている他は
劇中劇のように、ドラマ「石に願いを」自体の物語が描かれています。
そのメインになっているドラマは、
憲人が演じる能楽者のお弟子さんであるアメリカ人が
お稽古帰りに水死し、はたして事故か他殺か?というミステリー調のドラマ。
サスペンスというよりは、人間ドラマが主です。
舞台は京都の宇治で、
日本とアメリカの文化の違いなどにも観点がおかれた作品です。
今回はドラマ「石に願いを」がメインだったので
いつもとは違う雰囲気でしたが、面白かったです。
NATURAL (第5巻) (白泉社文庫)
青森での合宿を経て、少しずつ成長していくミカエルたち。
東京に帰ってからも、バスケ、弓道に励んでいくミカエルであったが、ひょんなことから、彼にある感情が芽生えはじめる。
憧れでもあり、同時にライバルでもある西門の存在が、ミカエルを困惑させる。そして、ずっと見守ってくれていた姉・理子に対してミカエルは・・
たくさんの感情が入り乱れ、目の離せない第五巻。
花よりも花の如く 8 (花とゆめCOMICS)
能の世界にどっぷりと浸っていた憲人が、前々巻から怒濤の俳優デビュー編へ!
憲人の世界が広がっていくのを期待しつつも、少し淋しく感じたり(?)しましたが、9巻ではメイキングということで、いつものように迷い、悩みながら進んでいく等身大の憲人の姿が見られてよかったです。
共演の役者さんやスタッフとじっくりと作り上げていくドラマ作りの裏側が見れて少し得した気分になりました。
藤井淋さんとの友情も生まれつつあり,(地味な?)憲人の周りがどんどん派手になっていくようで、葉月さんとの関係も含め、今後の展開が楽しみです。
次の巻ではまた能の世界にどっぷり・・の憲人が見られるのでしょうか?
待つのは慣れました。成田美名子様、次巻も期待しております。