ジョンQ-最後の決断- [DVD]
米国の医療制度、保険制度を鋭く批判した社会派映画。福祉国家たる側面の強い日本に住む者としては、自由主義の米国における貧富格差、福祉制度の不充実が奇異的に映る。加えて、親の子に対する絶対的な愛情に感動する。ヒューマニズムを体感させてくれる映画でもある。
かめきちのたてこもり大作戦 (おはなしガーデン)
家が中華料理店で、さびしい想いをしている「しんご」。
「かめきち」の家族と友人が解決へ手助けします。
関西弁でくりひろげられる楽しい会話に、ぐいぐいと
ひきつけられ、笑いながら楽しく読むうちに
友情、家族の絆をしっかりと感じ取ることができます。
迫力のある絵が、またとてもよい。
破滅―梅川昭美の三十年 (幻冬舎アウトロー文庫)
犯人・梅川昭美の「主役」気取りでセットしてきた
アフロヘアからきついヘアトニックの香りがした。
自動ドアを風のようにすり抜け二三歩ロビーに踏み込むや
散弾銃を天井に向けて発射・・・。
42時間におよぶ惨劇のスタートだった、4人を殺害、
女子行員を裸にし盾にし、同僚行員の(重体)耳をナイフで
そぎ落とさせ、人質に電話係・見張り係・答弁係・食料運搬係
と役割を与え規則違反即射殺という掟でその場を牛耳る。
梅川の過去や動機、事件の時代背景や取り巻く条件を今の時代
に語ってもそれはそれ、これはこれで片づけられるのかもしれない。
しかし事件の架橋、あらゆる手段が通用せず母親の電話にも
応対しない犯人、梅川に母が捜査員数十人の見守る中震えながら
書き出したたった133文字の手紙。
作品中では1ページしか割いていない点だが自分が犯人なら
この直筆の手紙が一番こたえると思う。香川から大阪まで
ヘリで移動させられテレビ中継されカタカナとひらがなの
使い分けもよく分からない母親がどんな思いで手紙を書いたか
は当の梅川が1番知っていたことだろう。
新堂「銀行籠城」のベース本といっていいだろう。
事実に対して星をつけるのもどうかと思いましたが毎日新聞
記者のがんばりに星4つです。
犯罪捜査の心理学―プロファイリングで犯人に迫る (DOJIN選書 17)
プロファイリングに興味があり買いました。
皆さんの評価がよかったので読んで見ると評価どうり素晴らしかったです。そもそもプロファイリングとは何かがわかりやすく書いてあって初心者の私でも簡単に読めました。
プロファイリングに興味がある人は是非読んで見てください。