ゲートキーパーズ21 DVD BOX
作品は2000年4月から9月まで、WOWOWのノンスクランブル放送で全24話が放映された、特殊能力を持った少年少女達(ゲートキーパー)の活躍を描いた作品。監督は佐藤順一、制作はGONZO、音楽は「燃える作曲家」田中公平。20世紀最後の年に放映した、1969年の高度成長期の日本を舞台に、インベーダーとゲートキーパー達の対決を痛快に描いたSFアクションアニメの傑作。舞台が現在でも未来でもない1969年の過去の時代設定になっているのが最大の特徴であろう。21世紀を間近に控え、「古き良き時代をもう一度振り返ってみよう」ってことなのかも‥。ゲートキーパー達の特殊能力も多彩で飽きさせない。(「鉄壁のゲート」等々)20世紀最後の傑作アニメと言えよう。放映中にゲストキャラを演じた「塩沢兼人」氏が亡くなってしまったことで印象に残る作品になった。(番組冒頭、彼が逝去したとメッセージがあった)作品自体も大好きなのだが、天才・田中公平氏の主題歌も最高!松澤由美の真っ直ぐで綺麗な美声を生かした名曲!「戦うことが勇気と思わないけど‥」とか「昨日の涙は きっと無駄じゃない‥」等、高度成長期が舞台らしく主人公達の前向きな行動力がよく表現されている。本当に素晴らしい作品なんだが、ようやくDVD-BOX化されてもこの価格じゃ気軽に買えないよ!ブルーレイでもないのに、DVD6枚組であの価格はどう考えても納得できない!今や5.1chサウンドなんて搭載されて当然の仕様なんだから、それだけで価格を引き上げるってのも不可解。早々に相応の価格に引き下げるか、ブルーレイ化するかしないとせっかくの素晴らしい作品が普及しない事態に陥ってしまう!利益を上げたいのはわかるが、消費者に誠意のない対応を続けると、思わぬ「しっぺ返し」を食らうよ!誠意のない対応に消費者は敏感だから‥。メーカー側はよ〜く考えて欲しいな‥。
ゲートキーパーズ Vol.8 [VHS]
最終巻です。
最終巻ということは、いうまでもなく最終回が収録されています。
最後の最後まで70年代の王道を突っ走った素晴らしいラストでした。
このシリーズを全部見た人は、続編の「ゲートキーパーズ21」も見ることをオススメします。
今作と違ってかなりシリアス&暗めの物語ですが、こちらも非常に面白い作品だと思います。
では。