ファンタジスタ (Number 1) (少年サンデーコミックス)
少年漫画としての読み応えも素晴らしいですし、理論的に展開してサッカーの
魅力を伝えていることも特筆すべきことですが、この漫画の最も素晴らしいことは
「安易な二元論に陥ってない」
2007年現在、日本のサッカー評論家すら「組織か個人か」「規律か自由か」の
二元論で語ることが多い中でずっとずっと前、
それこそジーコかトルシエか語られる前に
「どちらも大事」との表明をしていたことは感嘆に値します。
LOST MAN 5 (ビッグコミックス)
ヤングサンデーからビックコミックスピリッツに変わってあたりから連載となった本作。
クラブ経営の視点が入ってくるものの、
モーニングで連載中のジャイアントキリングとは異なり、
どこか劇画的で、主人公がサッカーの傭兵のような位置づけで個に視点が置かれています。
また、次のイングランド編で主人公の過去が明らかにされそうな雰囲気もあり、
これからも読み続けたいと思います。
LOST MAN 17 (ビッグコミックス)
オモシロかったと思います。
他の方のレビューにあるように、シンプソンの身の上が突然すぎて、ちょっとムリがあるように感じました。
他にも中途半端な終わり方という印象の部分はあります。
マツモトとシノちゃんの関係とか。
それでもこれはこれで、ひとつのシメ方なのかもしれません。
是非、読んでみてください。