喧嘩商売(1) (ヤングマガジンコミックス)
孤高の天才「木多 康昭」の作品が再び読めるとは!少なくともメジャー誌において類似作品は見あたらず、非常に貴重な存在です。
毎回作品が(大人の諸事情により)まともに完結せず、あえてあえて苦難の道を歩む氏ですが、今回の作品でも木多節は健在で、島袋氏(=集英社)やISSA氏に真正面から喧嘩を売っています。
1話を読み始めて、おっ今回は本格的な格闘漫画になるのか!と思いきや急展開でいつもの調子に・・・。ギャグ漫画なのにこんなに世間に喧嘩を売ってどうするのか?と心配になってしまいます。と、思ったら再び本格格闘漫画風になったりと読者の期待を良い意味で裏切り続けます。
メジャー誌を舞台に敢えて強大な存在を挑発し続ける木多氏がどこへ辿り着くのか、期待して見守りたいものです。
代表人 上 (少年マガジンコミックス)
いや〜漫画の世界の懐は深い。面白くない漫画を読むとその作者にこの作品を見せて
「こういうのでもいいんですよ?(良くは無いが)」って言いたくなります。こんなの
認めない!って人もいるだろうけど、誰が何と言おうとこの人の漫画は面白いです。
なかなか人には(特に異性には)薦められないけど。漫画はこうでなくてはならない
なんてものはない!面白けりゃ何でもいいんだ。この作品を読めばあなたもそう思うはず。
木多先生の復活万歳!
喧嘩商売(21) (ヤングマガジンコミックス)
どうやら今までの話は【序章】に過ぎなかったようで、これからが本番といったところです。今までちらっと出てきては音沙汰のなかった強者たちが一同に会してトーナメントが開かれます。どいつもこいつもすさまじい過去を持ち、それを掘り下げるエピソードのあった者ばかりでそんな奴らがぶつかり合い、どちらかが消える。特にこの巻で過去を掘り下げられた2人のキャラは是非頑張って欲しいですが、どうなるかは作者しか分からないでしょう。
これでワクワクするなという方が難しいです。今後の展開に大いに期待できる巻だったと思います。
あとこれは個人差のある考えだと思いますが、どんな極悪非道な悪人であっても最期があまりに惨めで情けなく、泣きながら乞い、死んでいくという場面には慣れることができませんね。彼の間際の5秒における描写は鳥肌が立ちました。
この巻で分かったこと
・ドMは最強
・戦時下の野荒らしは重罪
・悪魔を殺すには悪魔にならなければならない・・・場合もあるのかもしれない
・そして 【今現在】 最強の格闘技は決まっていない
喧嘩商売(19) (ヤングマガジンコミックス)
楽しみにしていた喧嘩商売の19巻がやっと発売になりました(≧∇≦)
さて、今回のお話は勿論メインは十兵衛VS金田戦なのですが…
巻頭部分に予想以上に長い、シラットの使い手である「櫻井 祐章」の話があります。
そして、間にお笑いネタを挟み…
本の半分を過ぎた位のところでやっと金田戦の続きが始まります。
私的にはこの巻で金田戦が完結すると思っていたので…
正直、話を早く進めて欲しいなというのが本音です。
ですが…
今回は一番の盛り上がりと言っても良いような内容なのではないでしょうか??
十兵衛も金田もお互い一歩も譲らず…
ダウンをしてもまた立ち上がり反撃。
そんな二人の戦いに私は驚かされっぱなしでした…f^_^;
やはり一番グッときたところは十兵衛が胴着の上着を脱いだところですかね!!
あそこだけは鳥肌が立ちました!!!
そして、ラストに…
反撃を許した金田に十兵衛の煉獄が炸裂します!!!!
ですがそれと同時に金田も胃の中の薬が溶けはじめた!!!
煉獄 VS 魔人
既に次巻が楽しみで楽しみで待ち遠しいですが…
この二人の戦いを気長に待ちたいと思います!(笑)
では、長文失礼しました(^_^;)