ワールドサッカーウイニングイレブン 2010
PS2の時からウイイレシリーズはやってます。PS2の頃のウイイレは
オフザボールの動きは全く改善されず、少しモーションを増やし操作感を調整し
タイトル画面を作り直し選手を入れ替えるだけの進化の止まったゲームでした。
選手はいいところまで走っても足を止めるし頼りにならないので
自分で強引に得点に持って行くだけのゲームでした。
その為リアルじゃないと、散々言われてきましたが。
今回その止まっていた進化?に少し動きがあったのは事実でしょう。
そこだけは少しは評価します。
PS3になってある意味リアルになりました。特にどこがリアルになったかと言うと
選手のトラップが下手になった為に回りの選手に詰め寄られやすくなりましたね
ボールの保持力も弱くなった為に今までみたいに強引にドリブル突破して
簡単に得点を奪う事が今までのやり方では容易では無い。
特に弱小チームが強豪チームと戦うとボールキープ出来ずバックラインで回す事が増えます。
ある意味リアルです。これをやったあとにFIFAをやるとある意味今までリアルと言われていた
FIFAの方がゲームっぽく感じる程です。
シュミレーターをやりたい訳じゃなくゲームとしての爽快感を味わいたい人が殆どで
ゲームのなかでまでイライラしたくない。そう思うのが人の常でしょう。
ゲーム作りが本当に下手だなって痛感しますね。
良くなった点。
今までに比べ多少頑張って作った感はある。
選手名が日本語なので解りやすい。
実名チームが少ないのは相変わらずだがネットからデータをダウンロードして
実名にしやすくなった(非公式)
悪い点。
理不尽過ぎるファール判定。(これは皆様が書いてる通りです)
そしてCPUならではのなかなか止められないドリブル。
エフェクトが試合を左右する点が全く治っていない。
結局チームの総合パラメータが高いチームが勝ちやすくなっています。
弱小チームに能力の高いFWを1人居れてドフリーでシュートを
打っても打ってもなかなか入りませんが強豪チームなら能力の低いFWでも
割と簡単にシュートが入ってしまいます。
せっかく自分のテクニックでフリーになってもこれじゃあねぇ。
ちゃんと方向キーを入力してパスを出しているのに違う選手へのパスを出したり
ルーズボールを取れそうなのにDFが目の前で歩いていて失点したり
アーリークロスをCPUが使ってくるがその時自分がDFを動かせる状態ではないので
簡単に防げないゴールが多い。
相変わらずセットプレーやスローインに変化がなく単調。
わざわざ選手のパラメーターなどが解りにくくしたデザイン。
グラフィックは綺麗になってモーションも細かくなったが処理が追いついてないのか滑らかさが無い。