プレイング・マイ・ゲーム
初めて聴いて、まず最初に思ったのが声が綺麗だなということ。
アルバムを買ったころは、歌詞がなんとなく難しくて、あんまり意識してなかったけど
だんだんと聴いてるうちに、何年もかけてだけど、詩の意味がわかってきたような気がする。
人より数十倍飽きっぽい自分が、ずーっと聴いてる1枚です。
Twist the Truth
1stと2ndの静粛感ある雰囲気を残しながら、
管楽器を取り入れたりと、新たな曲風への取り組みがうかがえる。
特筆すべきは、今まで以上にエモーショナルなヴォーカルの曲が肩を並べていること。
曲もヴォーカルを前面に出したアレンジになっている。
今までの彼女の世界観を更に発展させつつも、Leneらしさを存分に味わえる本作。
卓越したソングライトから紡がれるメロディーは、歌声と共に日常を別次元へと昇華させてくれる。
これからLeneを聴く人にも本作をオススメします。
残念なのはアルバム発売されて1週間の現時点で、日本語版の予定がないこと・・・
東芝EMIは今回もやる気なさげです・・・
アナザー・デイ [DVD]
レネって綺麗だなぁ… (まさに才色兼備ですね)
構成はアルバムからの10曲に、
曲間にレネやスタッフのインタビューが挟まれています。
更にアルバム未収録曲として以下の4曲の映像が含まれています。
・hope you're happy (アコースティック 3rdアルバムのとは別バージョン)
・it's all good (anoter dayのシングルのカップリング)
・enough (日本版ボーナストラック)
・sorry (アコースティック)
英語苦手でも、日本語の字幕が選択できるので安心です。
PVは未収録で、全てレコーディングスタジオ内で撮られている様子。
和やかで楽しそうなスタジオの雰囲気が伝わってきて、
とても良い環境でレコーディングが行われたのが覗えます。
ちなみにドラマーさんが日本の方(サカモト・マコトさん)みたいですので、その辺も親近感を覚えます。
他の方のレビューにもある様に、アルバム自体がとても秀逸で素晴らしい出来です。
このDVDは更にアルバムのイメージを膨らませてくれます。
レネファンは勿論、2ndアルバムが好きな方は是非見て欲しいです。オススメ!
Another Day
ガッカリしないか心配してたのですが、期待以上のアルバムでした。
1stアルバムに比べるとコソっとした感じの穏やかな曲が多いので、音の多彩さを求めるときついかもしれないです。「天使のように」のような、聴いた瞬間鳥肌立つインパクトの強い曲もなかったですし。
でも、聴きこむうちに体に染み込んでくるような遅効性のアルバムだと思います。透明感と存在感のあるあの歌声も健在でしたし、派手さはないけどより洗練された、というのが一番の感想。
個人的オススメ曲は、自身の環境の激変を乗り越えた事を歌ってるような9曲目の「Disguise」がいいです。やっぱすごい!
ロスト・イン・ア・モーメント(CCCD)
純粋にサードアルバムが発売されたことがとてもとても嬉しい! 1st、2ndアルバムともに捨て曲が一曲も無く、心の奥底を撫でるかのような儚げでで優しい声と絶妙のメロディが、今までレネを聴いてきた人の心をどれだけ慰撫してきたことだろうか。だって、これほど素晴らしい声と卓越したソングライティングで人の心を芯から包み込むアーティストは本当に稀有な存在なのだから…。
さてさて、今回の3rdアルバムだが、いい意味で相変わらず鳥肌モノのアルバムに仕上がっている。聴けば聴くほど体に浸透してきて、いつの間にかレネの曲なしでは日々の生活が色あせて見えてしまうような声は健在だ。
「ロスト・イン・ア・モーメント」は2rdに比べるとポップな曲が多い。シングルカットされた「How would it be」をはじめ、自然に体が動き出してしまうような曲が多い。だがしかし、レネの魅力は何も失われてないので今までのファンの人はご安心あれ。まだ発売日当日なのでなんともいえないが、これからこのアルバムは今までのアルバムと同じように日常のワンシーンを彩ってくれる名盤になると僕は思う。聴いているうちにいつの間にか心の奥深くに信じられないくらい深く入り込んでいるレネをいつまでも応援したい。聴いたことが無い人は是非聴いてみてください。あえて文句をつけるなら未だにCCCDで発売したことくらいだろうか。5曲目の「What if」が個人的にはオススメ。