日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)
だれもが知っている「日本沈没」。
第一部の最後で「第一部 完」とあり、作者も第二部を書くと言っていたはずだったのに、
なかなか発表されなかった。
30年以上経って、小松左京×谷甲州というタッグでの刊行。
さすが谷甲州。
小松左京の代表作を違和感を感じさせず、見事に続編を仕上げた。
ただただ、感心するばかり。
得意の(?)中央アジアを舞台のひとつに豊富な知識をもとに
緻密な描写で書きあげている。
ブームにはならなかったが、第一部の映画リメイクにあわせて、
第二部執筆の予定を忘れずによく書いてくれた。
コアなファンには、たまらない作品。読みごたえあり。
THE DAY DRAGGED ON
ドラゴンアッシュのデビュー作。
ハードでアグレッシブ!それに加えて図太いサウンド。
余計なもんはいらねー!!って感じがかっこよすぎ。
僕自身はこのころのドラゴンアッシュが一番好きです。
3曲目の「天使のロック」はしびれます。
NOVA 7---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)
■日本SFの新作短篇が読める競作シリーズ『NOVA』。第1集には芥川賞作家・円城塔も参加していた。
■本書は待望の第7集。
■とぼけた味わいの北野勇作「社内肝試し大会に関するメモ」、空中に羽ばたくトビスミレなど謎の新種植物をめぐる藤田雅矢「植物標本集」、簡単な学習機能を備えたファーストフード店の客寄せロボットに自我が芽生えてそれが悲しい結末を迎える片瀬二郎「サムライ・ポテト」等、全10作品を収める。
遙かなり神々の座 (ハヤカワ文庫JA)
96年に新田次郎文学賞を受賞した作者の山岳冒険小説。
淡々とした筆致が積もるように重なって、自分までもが氷壁に囲まれているような錯覚を覚え寒気を感じてしまうほど、登山の迫力が伝わってくる素晴らしい小説でした。
しかし、滝沢の強靱さはスゴイですね。ちょっと強すぎかもとか思わなくはありませんでしたが、自分には爽快に読めました。
Mustang!
全編通じて馬場さんのベースがカッコイイ。特に2曲目にハマりました。
DA=ヒップホップと食わず嫌いされている方には是非聴いて欲しいアルバムです。 ラスト曲の繊細な詩も素晴らしいですし。