夫から妻へ、妻から夫へ 60歳のラブレター〈2〉
この本の主催の住友信託銀行に勤めている友人から勧められたのがきっかけで読み始めました。これだ!こんな本をずっと待ってたんだ!
日本人にとって60歳といえば人生のひとつの区切りであり、夫婦として、また家族一体となって育んだ愛、乗り越えた困難などの思い出を見つめ直すことができる一つの機会でもある。
夫からの温かい「一言」を何十年も心のよりどころにしている妻、障害者をもった夫婦など、お互いが心から感謝し愛していることを伝えるそれぞれのラブレターは読む人の心を打つ。「夫婦愛」とはいろんな形があるのだと気づかされた。
まさに独身27歳の僕にとっての理想の夫婦像がこの本にある。何でこの本がミリオンセラーにならないのかが不思議だ。絶対「世界の中心で愛を叫ぶ」より泣けるぞ!っと思うのは僕だけはあるまい。。。若い人に読んでもらいたいと思っている。個人的に入江さん、鵜川さん、大村さんのラブレターに号泣。
60歳のラブレター [DVD]
「ありがとう」。
わずか5文字の言葉を、どうして今まで伝えられなかったのか。
恥ずかしがったり、当然・当たり前と思ったり、はたまた面倒に思ったり。
言わずに済んだ時間は、実は、奇跡のような幸運に恵まれていたから
成り立っていることを教えてくれる映画です。
エピソードは3つあり、そのうち魚屋を経営する夫婦のエピソードが特に良かった。
糖尿を煩う夫に「とうにょう」と罵りながらウォーキングに付き合ったり、
60歳の誕生日プレゼントに夫があこがれていたギターを贈ったり。
女性のほうも意外と素直になれないんだなぁ、と思いつつ、互いに互いを
思いやる姿が描かれていました。
この夫婦を演じるイッセー尾形と綾戸智恵も相性ばっちり。良い感じです。
夫から妻へ、妻から夫へ 60歳のラブレター
古書店で思わず書名に目をとめ、購入した1冊です。60歳を迎えるのにはもう少し時間がかかりますが、結構な齢を重ねている我が身に置き換えながら読了しました。
本書は住友信託銀行の「60歳のラブレター」キャンペーンの応募作品から選ばれたラブレターの秀作集です。多くの苦難の道を共に歩んできた様々な夫婦のラブレターが165通掲載してあります。寄り添いながら、時にはけんかをし、子育て、親の介護など、人生の荒波を乗り越えようとしている夫婦の肉声が綴られています。惜しむらくも鬼籍に入られた方への思いも掲載してありました。生前に伝えたかったメッセージでしょうから、それを考えると目頭が熱くなります。そういう重みをもった本でした。
生活の苦労はいつの時代もいずれの家庭でも形を変えて降りかかってくるわけですが、その痛切な思いのたけの披露ですので、軽々しく読むことはできません。病気、老い、死、人生の儚さを感じながら、手に手をとって生き抜く夫婦愛が詰まっています。
文章の上手下手はあっても込められた気持ちはいずれも相当深く温かいものばかりでしたから。人ごとではない内容が綴られている文と遭遇すると思わず経てきた道のりを振り返ってしまいます。
年と共に涙もろくなってきましたので、この手の本を読むのは辛いですが、それだけの値打ちのある本です。古書でしか流通していないようですが、大切な人生のパートナーへの思いをこのような形で残せるのは幸せですね。
JUST BALLADE(初回生産限定盤B)
ファースト・アルバムから欠かさず買っていますが、
年を追うごとに高音の透明感が無くなってきてるような気がします。
ライヴDVDも全部買ってはいますが、近年、力みすぎというか、
声が太くなった気がします。その分ソウルフルな感じが良いです。
王道のバーラードを集めた集大成です。
「少しずつ大切に」「逢いたくていま」
「銀河」「いつまでも」など、心揺さぶる作品に仕上がっています。
特に「銀河」の歌詞で「母からの手紙を読んで、父からの電話を受けて・・・」
は、病床の両親をつい想ってしまう作品です。
Blu-Spec CD では無いけれども、音質は気に入っています。
60歳のラブレター 7―夫から妻へ、妻から夫へ
何となく手に取りました。ペラペラとページをめくるうちに素敵な言葉(手紙の文)が飛び込んできて読もうと思いました。私は60代ではないですが、年代を問わず読めます。とても素敵な手紙がたくさん載っています。読みながら涙を流してしまいました。
読まないのはもったいないと思います。愛に溢れた手紙を読んでいるうちに人の良さ、あたたかさ、愛の大切さを感じました。
愛することって素敵だなぁ、愛されるって素敵だなぁ…と心から思います。文から伝わってくるのです。いきなり7巻から読んでしまったので1巻から読んでみたいなと思いました。もちろん何冊目から読んでも大丈夫です。「貴方の温かい、そのまなざしの中にずっといさせてくださいね」「君の愛情が僕の栄養、元気の源になっているんだよ」「私が一番安心できるのは、あなたの視線の中」ほんとうに素敵な言葉が沢山あります。素直に伝えるって大事ですね。「ただただ有難うございます」という文を読んで、私は誰かに対して「有難う」と言う事はあっても「ただただ」と深く感謝をした事はあったろうか…と思いました。妻から夫へ、夫から妻への素敵なラブレター。当たり前ですがお爺ちゃんお婆ちゃんにも青春があったんですよね。皆さん、素敵な愛を育みたくなるような良い本ですよ。きっと心に残る言葉があります。それから、南信子さんの「サザエさんの波平さん似では残念です」の手紙には思わずクスっと笑ってしまいました。