ヤンデレ天国~華麗なる徳大寺家編~
ヤンデレはBLACK含め、すべて聞いています。
こちらのCDは、ヤンデレではないと思うくらい、手ぬるい仕上がりとなっています(病んでいることは病んでいるけれど、中途半端な病み。笑)
冒頭から、すごい好き好きっていうオーラを出してきたので、かなり期待できるかもって思ったんですけれども、ラストへ向けて、どんどん失速していきます。
義兄のほうが余裕があるため、ふたりが衝突するということがありません。大人で魅力的ではあるんですが、もっと必死になってほしい!(笑)
ヤンデレってやっぱり「俺だけを見て!」ってなってほしいので。余裕があるならあるで、もっとこう、がんじがらめにしてくれないと(笑)
実弟は余裕がなくてカワイイと思うターンもありましたが(怒鳴るところは、こわくてよかったです!w)、相手と取り合ったりしないので、緊迫感もありません。
ふたりが決断を迫る原因が、外的要因(ヒロインのお見合い)ということで、ふたりが協力体制に入ってしまう感じなのも、緊迫感が薄らいでしまう原因かと。
どんな病んだ取り合いを見せてくれるかと思っていたのに、案外健全で、消化不良だと思いました。
本気のヤンデレが聞きたい方には、オススメしにくい仕様です。
逆に、初心者だと聞きやすいはず。退屈せずにラストまで聞ける楽しさはあるので、なおさら惜しいと思ってしまいましたが。
もっとやらないと、ヤンデレとは言えないと思います。
シナリオだけだったら、★2個くらいの出来ですが、演技がよかったので、★3つで。
PCゲームのほうは、頑張って欲しいです。日和らないで、突き抜け期待(笑)
YOKO KANNO SEATBELTS 来地球記念コレクションアルバム スペース バイオチャージ
具体的な音楽のよさについてのレビューは、もっと詳しそうな人にお任せしますがアニメCDを買うのは気が引けるという方には特にオススメです。一回聴いてしまうと、ひとりの女性からこれだけ沢山のありふれない音楽が生み出されることに、絶望と楽しさを感じる。かも。15年前からファンをやっていて、記載されている作品のCDをほとんどを所持していますが、未収録の歌もあったりと、ただの「曲を集めたCD」でないことは確かです。
スーパーダッシュ&ゴー!
スーパーダッシュ文庫(以下SD文庫と表記します)からの漫画雑誌の誕生です。
全部読んでみた感想ですが、この雑誌はSD文庫の作品を知らない人でも読めると感じました。SD文庫のコミカライズが多いのですが、どの作品も最初に「その作品の概要」が書かれているので、初めて読む人でも混乱することは無いと思います(逆にその概要を読まずに読むと混乱するかもしれません)。
また、コミカライズではないオリジナルの漫画も載っています。今後の人気次第ではノベライズもあるかもしれませんね(たぶんそれもこの雑誌の狙いなのでしょう)。早速新人賞(漫画)の募集もしていますし、受賞作がいずれノベライズ……というパターンがあるかもしれないと思うと面白そうです。
私はSD文庫の創刊当時からのファンですので、掲載されているどの作品も知っていますが、SD文庫ファンから見てもこの雑誌のコミカライズ作品は面白いと感じました。
漫画以外にもSD文庫の歴史特集や、R.O.Dの原作者インタビュー等があります。この原作者インタビューではR.O.Dについて色々インタビューされています。5年も出ていない最終巻は出るのかといったことや、R.O.D新作についての情報も……気になる人は是非!