ガラスの仮面 第二幕 [DVD]
夜中の25:30という「おたくの時間帯」に放送されているテレビシリーズをDVD化したもの。私の場合いつもVTRで録画されていたものを見ていたので、こういったDVD発売の企画があるのは大変嬉しい限りです。テレビの放送52回分が13枚のDVDになるようです。DVD化が放送後半年程度とすると、全部揃うのは2006年の9月頃でしょう。
テレビではレターボックスの放送ですが、ワイドテレビのズームモードで見ていました。DVDでは恐らく最初から16:9で480ラインでの映像処理になるでしょうから、その場合はフルモードでの表示が可能になります。このため画質的には大きな向上が期待できます。
このテレビシリーズの声優さんですが、姫川亜弓役は矢島晶子さん(=クレヨンしんちゃん)なんですよね。実に特徴的で印象に残ります。声だけだと主役が食われてしまいそうです。そういえば主役の小林沙苗さんも時々クレヨンしんちゃんに出演していたりします。一番しっくり来る声優さんは、月影千草役の藤田淑子さんでしょうか。厳しさと優しさを合わせ持つ声です。早く発売してほしいものです。
ガラスの仮面 第七幕 [DVD]
深夜に放送中のアニメをDVD化したもの。1年間かけて全52話を放送予定だということで、丁寧に作ってあると期待していました。
確かに、ストーリーは原作に忠実ですし、声優もナレーションも含め実力のある方ばかりでよいと思います。
でも、アニメーションには違和感を感じます。現代版ということで、美少年のイメージが変わったのは仕方ないと思うのですが、麗(女性ですけど・・)や桜小路くん、真島くん(「嵐が丘」相手役)などの顔や髪型が違っているのが気になりました。主役のマヤも、顔や服装がちょっとイマドキすぎて、なんだか地味で目立たないマヤじゃないみたいです。(ミニスカートはきすぎ!いくらオタクの時間帯だからって・・・)亜弓さんだって、もっと美人だしもっとやさしさを持った魅力的な女性のはずなのに・・・。残念です。
ストーリーやセリフはとってもよいのでオマケで星4つです。
BSマンガ夜話 ガラスの仮面 -美内すずえ- [DVD]
面白さは★五つだと思います。でも時間が短い!
ガラスの仮面は60分じゃ語りきれないと判断して、
-★しました。
岡田斗司夫さんの発言がおもしろい。
岡田さん曰く「月影先生はコスプレ」らしいですよ。
ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS)
結局いい方には裏切られず、思っていた通り、ウダウダした展開でした。
他の方のレビューにもありましたが、今後は水城&黒沼ペアでマヤ&ヘタレ速水を支えてもらいたいと思います。
それにしても、暴漢の絵。あまりにも古い、今時、これはないだろうと見てて痛くなりました。作者は昭和のまま、時が止まっている?
もう、このお話、卒業したい、でもやっぱりどうやって終結させるのか気になる。
でも、ン十年付き合って読んできたのに、サプライズなしでこれでアガリ?ってな終わり方だったら、今までのこのお話に付き合ってきた自分のことまで嫌いになってしまいそう・・・。
このお話ってやっぱり昭和の時代のお話だと思う。
今の時勢に合わせようとするから、いろいろ、おかしなことだらけなんだと思う。
突っ込みどころ満載と別の視点から楽しんだ方が良いのか・・・。
卒業したいのに、それでも読んでしまうと、この先が気になってしまう、永遠に付き合っていくのかしら。
読むたびにストレスを溜めるのに抜け出せないのは、私がガラ仮面中毒?依存症?なのかしら。
黒百合の系図 (白泉社文庫―美内すずえ傑作選)
私の「恐怖原体験」とも言うべきマンガです。
この「黒百合の系図」と、楳図かずお氏の「洗礼」が、少女時代の自分のトラウマとなった2大作品です。
初出は確か「花とゆめ」と同系列の雑誌「ララ」に、3回に分けて掲載されたものでした。「ガラスの仮面」のファンだった私は、美内先生のホラー・マンガということで(もともと怖いのは苦手なのですが)本屋でこわごわ立ち読みしかけ、いきなり鬼姫の恐ろしいアップに出くわし、公衆の面前であることも忘れて悲鳴をあげたことを(とても恥ずかしかった)、今でもよく覚えています。それでも、やっぱり美内先生のコミックは全部集めないと!と思って購入し、怖さと戦いながら読みましたが・・・。あまりの恐怖で、読んだのは○○年前のたった一度きり、(表紙を見るのも怖くて長い間押し入れに封印・・・それでも、持ってるだけで呪われそうな気がして、結局処分しました。美内先生ごめんなさい・・・)。なのに、その後何年も何年も、いい年になるまで、一人でトイレに行くのが怖かった・・・。振り向けば「鬼姫」がいそうで・・・。
美内先生の描く「恐怖物マンガ」の中で怖さナンバー1だと思います。じわーっと忍び寄る恐怖を描く上手さ、この作者の絶頂期ではなかったかと思います。(今時の刺激的なものに慣れてる若者にはどうかわかりませんが)
物語の前半、母の故郷に帰った安希子が泊まっていた旅館(?)の天井いっぱいに・・・!の場面の衝撃、きっと死ぬまで忘れません。そういうのがお好きな方、是非どうぞ! 逆に私のようにトラウマになりそうな人は、覚悟して読んだ方がよいです。