東京ムービーアンソロジー(6)劇場篇
劇場版のみという
なかなかコアな構成です。
レコードでしか発売されていない曲
多数収録
本編使用サイズなのがちと残念〜
特に珍しいのは
「エースをねらえ!」~まぶしい季節に(少年探偵団)はるかな夢(少年探偵団)
「ゴルゴ13」~プレイ・フォー・ユー(シンディ・ウッド) ゴルゴ13 and I(シンディ・ウッド)
「がんばれ!!タブチくん!!」
「マンザイ太閤記」~エーメンからGoGoGo(ザ・ぼんち)
などですかね
一千一秒物語 (新潮文庫)
解説によると、稲垣足穂は飛行家になりたかったらしい。
空にあこがれ、雲の間を複葉機で自在に飛び回る夢は叶わなかったが、
星や月や天空と、自分の心との距離とは、自在な空想力によって近づいたようだ。
――夜更けの街の上に星がきれいであった
たれもいなかったので 塀の上から星を三つ取った
−家へ帰ってポケットの中をしらべると 星はこなごなにくだけていた
Aという人がその粉をたねにして 翌日パンを三つこしらえた
(「一千一秒物語」より)――
なぜ月は天空を回るのか?なぜ星はこんなにたくさん夜空に見えるのか?
人は知識として聞いて、わかったフリをしているだけ。
月がある、星がある、その存在だけで不思議な現象なのだから。
ほうき星がビールびんの中に入ったり、お月様を食べてみたりといった作中の現象も、
現実世界では未だ遭遇したことはないかもしれないけど、
不思議な世界への扉は、ある日突然自分にだけ開くかもしれない。
自分さえ心を空に向かって開いてさえいれば、ね。
…そんな気分にさせてくれる本です。
小さな物語のつくり方
「大変なのは異様なシチュエーション、それができれば、ストーリーはなんとかなる」という言葉は、星新一さんの名著「できそこない博物館」の中の一節です。
本書を読んで驚いたのは、本書の前半で、その「異様なシチュエーション」を求めるプロセスについての詳しい説明があり、さらに具体的な方法に関しても書かれてあることでした。
もちろんショート・ショートを書くことに関しては、本書に書かれた方法が全てではないにせよ、書かれてあるこの具体的な発想法に関していえば、ショート・ショートを書くこと以外にもいろんな創作の局面で役に立つと思われます。
お爺さんがお話をしてくれているような、本書の語り口には好みがあると思いますが、書かれている創作に関する情報量は半端ではありません。
これまでの文書指南本とは一線を画していると思います。
発想法に関して多少でも興味のある方にはお勧めです。
星新一 ショートショート 1 [DVD]
シュールだったのは、最初の数話だけで、あとは人のサガ、人の悲しさを感じる作品が多かったように思います。
DVDを見てきましたが、この作品群のよさを凝縮したようなDVDだと思います。
見る人は選びますが最後の話に、地球から来た男を持ってきたことを評価したいです。
これほど悲しくて、切ない話はないと思うので。
シュール編は素直にはオススメできないけど、ここまで見てきたのなら、見る価値はあると思います。
星新一 ショートショート DVD-BOX
十分1万円の価値はあると思う。1話1話全ての作品のクォリティが非常に高いです。
しかし、過去に放送された作品の一部が収録されていなかったのは少し残念でした。その中に自分の好きな作品もあったのでどうせだったら全部入れてほしかったです。でもその反面10時台の時以前の「プレゼント」などの作品も収録されているので、欲しいと思った方は是非購入してみてはいかがでしょうか。