20世紀名人伝説 爆笑!!やすし きよし漫才大全集~第3集~ [DVD]
横山やすしのはったりはいつもながら白々しいがわかっていても笑ってしまう。このシリーズでも面白さは3本の指に入る。個人的には1番目の空と陸の物語がお勧め
じゃりン子チエ 劇場版 [Blu-ray]
この映画版も完成度が高かったと思います。
ヨシエが堅気で、テツが不可なくて、その間に立つチエが苦労します。
ほがらかなのが沢山と、さみしいのが少しなので、面白いです。
しかし、どこかで、子どもを働かせてどうするんだい、という惻隠の情が観客、読者に働かなくては人情モノを観ている意味はないでしょう。
20世紀名人伝説 爆笑!!やすし きよし漫才大全集~第2集~ [DVD]
独特のテンポ感が最高です。当時のことを全く知らない僕にとって、ネタの途中途中で出て来る、やっさんの身の上話(事件?)には理解できない部分もありましたが、リアクションやタイムリーなネタで笑いをとる漫才も多い最近において、十年・二十年たった今でもネタで笑えるのはスゴイです。今でも伝説のように語り継がれるわけが分かったような気がしました。一見の価値は十二分にアリです。
横山やすし夢のなごり (ワニの選書)
著者は横山やすしほど知られてはいませんが、大阪の放送・出版界ではとても有名な方です。この本の中でも紹介されていますが、THE MANZAIブームが起きるまで暫くの間、漫才は低調でした。花王名人劇場がきっかけになって、と良く言われますが、その花王名人劇場のきっかけになったのは、新宿紀伊国屋ホールの秋田實一周忌記念・大阪漫才集団”笑の会”東京公演です。当時は、漫才は大阪の色物という扱いが東京には残っていました。東京の笑の殿堂は”笑点”でしょう。大阪の吉本、松竹の笑の文化とはやや異なります。大阪の人にはこういう気持ちがあって、大阪の笑を全国区に、という気合満点で合宿まで組んで臨んだそうです。その中心人物が著者です。こういう人だからこそ、やっさんを冷静に見つめられたのだと思います。過度の入れ込み、過度の持ち上げもなく、著者の描いたファンと同じ視線で見る横山やすし像が最も受け入れられるものでした。
弔辞―劇的な人生を送る言葉 (文春新書)
文芸春秋2001年2月号〜2011年1月号掲載の弔辞より50人分を収録した物です。僅か数分に凝縮された万感の思い、個人と何らかの濃密な関係が有ったからこそ語られる思い出、知られざるエピソード、感謝の気持ち、職業は様々ですが、勝新太郎から始まり、タモリで終わります。比較的近年に亡くなられた方も多く含まれていて、新聞、ニュース、TVで知った、観たという方が大半です。
勝新と裕ちゃん仲良かったんですね。しかし、共演作有ったのかな・・? 池田さん〜浅沼さん 衝撃的なテロでした。子供の頃でしたが良く覚えています。生きていれば日本の政治が変わっていたかも? 村山さん〜小渕さん かっては、野党、与党の関係でしたが、時のいたずらで、お互いの人柄が良く出ています。 中村さん〜ひばりさん 素晴らしい歌の数々をプレゼントする為に神様がおつかわしにになったエンジェル。私は、もう、友達を持たないでしょう。あなたが最高だったから・・大親友だったんですね! 三橋さん〜水の江さん これは、珍しく生前葬での弔辞です。 横山ノック〜横山やすし 僕の一番弟子で、一番手を焼いた君の為に、君の芸は、とっくに僕を追い越していたよ・・そう送ったノックさんももうこの世にいません。 大賀さん〜盛田さん 盛田さんは、日本人としては珍しい本当の意味での国際人でした・・と送った大賀さんも今は、いません。お二人は、今のSONYの低迷をどう見ておられるのでしょうか? 奥さん〜宿沢さん 宿沢広朗という楕円球は、今、大きくバウンドして消えてしまい、そこで、ノーサイドの笛が吹かれました。・・・残念!!
そして最後に、タモリ〜赤塚さん 赤塚さんは、タモリさんを見出し、表舞台に出るまで、マンションに住まわせ、生活費まで出していました。・・私も、あなたの数多くの作品の一つです・・むべなる哉!!