ラブ・アクチュアリー (竹書房文庫)
映画では時間の都合上で収まりきらなかったエピソードが満載です。
マークがある女の子に一目惚れ&片思いをずっと続けてきて、でも実は彼女は・・・とか、
カレンの息子が書いた大傑作の作文のお話とか、
サムのおじいちゃんがダニエルの家へ最悪のタイミングにやってきて大慌て!とか、
校長先生のラブストーリー、…などなど。
ローワン・アトキンソンはイタズラ好きな天使?のようなキャラですね(大爆笑)。
初恋、純愛、不倫、片思い、ヒトメボレ、家族愛、…エトセトラ、エトセトラ…。
ハッピーエンドばかりではないのですが、読み終わると心がポッカポカに温まること間違いなし。
映画DVDとこの文庫本とを繰り返し見ても飽きずに楽しめます。
しかし、和訳の不自然な箇所がいくつかあり、誤植も多く、残念ながら減点評価になってしまいます。
ラブ・アクチュアリー [DVD]
クリスマスを目前に控えたロンドンでは、愛が様々な形で人々に降りかかっている。秘書に一目ぼれした英国首相。妻を亡くしたやもめの父と、学校のアイドルに恋をした義理の息子。言葉の通じないポルトガル人メイドに惹かれる小説家。夫の浮気に心がざわめく主婦。親友の新妻を密かに想う画家。かつての曲をリニューアルして復帰を図る元ロックスター。心機一転を狙うモテない青年。職場の同僚に片思いして2年7ヵ月のOL。映画の撮影で芽生えた代役同士の恋。それぞれが想いを抱える中、クリスマスがやって来る。・・・
愛情に包まれたい気分になるクリスマスならではのラブストーリーがいっぱいで、観ていてとても優しい気持ちになりました。愛と聞くと恋人同士を連想してしまうけれど、この映画でのラブストーリーは、親子、夫婦、兄弟姉妹、友情、両思い、片思い、初恋に浮気と、いろんな形の「愛」が描かれています。その中にはきっと、自分もかつて体験した覚えのある気持ちや、現在自分も心に抱いている想いなど、何かしら共感できるところがあるはず。甘くて、爽やかで、優しくて、あたたかで、切なくて、時にはほろ苦い、そんな十人十色の「愛」が、実に気持ちよく胸の中でいっぱいになる作品です。
COME AWAY WITH ME
しばらく聴いてなかったアルバムだが、SACDのハイブリッドということで別途購入して聴いてみた。
聴いてみてビックリ。SACDの実力が十分に発揮できている。濃密なボーカルや弦の響き(ベロン!という音とか)がとてつもなく生々しい。
ノラ・ジョーンズはやはり最初のアルバムに限る。他のジャズボーカリストみたいに聞き飽きたようなスタンダードナンバーがなく、どことなくノスタルジアを感じさせるメロディーがいい感じにつながっている非常に完成度の高い作品。
そういうアルバムを生演奏の領域に来ている感じで聞かせてくれるなんて。感動の一枚です。
ラブ・アクチュアリー オリジナル・サウンドトラック
安くなっているのはちょっとショック。
かなりお買い得だと思います。
グラスゴーから愛のテーマ PMの愛のテーマ ポルトガルから愛のテーマ
この3曲はとても好きです。ぜひ、聞いてみてください。