【東宝特撮Blu-rayセレクション】地球防衛軍
私にとって、東宝特撮作品の中で一番好きな作品。DVDも支持しており期待して購入・・・。しかし、ノイズが半端じゃなく酷い。DVDでは、デジタルリマスターにしてくれただけでうれしかった。今回、ブルーレイ化となっては完璧を求めたい・・・いや、完璧であるが当たり前と思っていた。もう一度、最後の決戦のシーンを高画質で身震いしながら見てみたいと、シーンを飛ばして見た。
しかし、我が家の東芝フルハイビジョン47型画面の目に飛び込んできたのは、決戦での戦いよりも画面のキズばかり気に掛けてしまった。
元々のフイルムの保存が悪いのは分かるが、ブルーレイの画像ではクリアになった分、酷いの一言だった。ラドンや、サンダ対ガイラのブルーレイが予想以上に綺麗だったのでショックを受けている。
また嫌な事が、東宝特撮のブルーレイは起動してロゴが流れた後、静止画になり、本編とホームの選択にるだが、地球防衛軍のマーカーライトの写真がブロックノイズが出ていて、荒くて仕方ない。せめてスチール写真にして欲しかった・・・。
DVDとは違い特典として東宝チャンピオン祭り版や、資料などが追加されたのはうれしい限りである。
辛口なコメントを書いてしまったが、良い作品だけにファンとしては悲しかった・・・。
何で、ディズニーの白雪姫や、ピノキオ、ダンボがあんなに綺麗なの?
ローゼンメイデン・トロイメント 第6巻 [DVD]
何故「アリスゲーム」が存在するのか?それは本当にローゼンが望んでいるのか?ローザミスティカを集めれば、何故アリスに近づくのか?そもそもアリスとは何ぞや?究極の乙女?誰か見たものはあるのか?アリスになった例はあるのか?ローゼンは何故水銀燈を未だに未完成のままで良しとしているのか?ローゼンが7体全てのドールズを愛しているのは確かなのだろうが。ラプラスの魔は何者だ?何故アリスゲームを仕切っている?
とにかく、ここまでは疑問符だらけでフィナーレとなりました。
真紅は戦いを通して、争うことの意味を考え始めていた。
ピノキオは人とふれあい、人を愛し、人の心を持ったことで本当に人の体を手に入れた。
実はそれこそがアリスゲームの意味であると言うならば、次期では上手くまとめて欲しいと思います。
某EVAみたいに消化不良のまま終わらないことを、つまり完結編がいつか出ることを期待しています。
という訳で私も敢えて期待を込めた高評価です。
ローゼンメイデン・オーベルテューレ (初回限定版) [DVD]
作り途中で放ったらかしにされた水銀燈が、真紅と不仲になるまでの経緯を、2話に分けて描かれております。
水銀燈は昔はあんなカヨワイ性格だったというのはなかなか良い設定ですが、今回もローゼンの存在がどういうモノなのか不透明なまま終わって・・。
触り程度でもそういうシーンがあればと思っていたのに残念です。
水銀燈の、父への想いが強かったからローザミスティカを与えたという事ですが、
ならばローザミスティカを与える愛情があったなら何故水銀燈を放置したのか。
自分で放ったらかしにしておいて後でローザミスティカを与えるという、
存在がハッキリしないローゼンの心境も当然解らず真相は闇の中。
これだけ観ると「勝手なヤツ」と思う以外ないです。
続編の構想はあるのでしょうか。
あるとするなら、そろそろ少しでも存在を明らかにしてほしいところです。
真紅と水銀燈の関係がドロドロになるのは「こういう理由だったのか」と、とりあえず納得のシナリオ。
それにしても、2人の性格が問題アリなだけに(水銀燈は終盤で本性を表します)どちらのせいとかという事でなく、
個人的にはどっちもどっちという理由で不仲は必然という感じでしょうか。面白いです。
商品の仕様に関しては、パッケージの上品な仕上げは良いのですが、割高感は否めなく、
「トロイメント コレクターズエディション」などと比べても小さく同梱のCDも収録時間が短いのでボリューム感はありません。
CD「今宵もアンニューイ」は、水銀燈に特に興味ない人は、正直「う〜ん・・」という内容か。
乳酸菌のCMは面白いけど。
地球防衛軍 [DVD]
私の生まれるはるか30年前の作品である。そんな私がこの作品を知ることになった経緯・原因は不明、おそらく、知るべきときに知るべくして知ったのだろう。
映画好きの若者としての、鑑賞後の感想はこの一点に要約される。
「おお、古っ!!なかなか眠たいじゃないか!!」
映画そのものが流行するようになってまだ間もない時期の作品ゆえ、やはり現代に生きる20代(自称、平均的な人間である私)が観ると眠たくなる。設定にも無理を感じる。モゲラかわいいなぁ、とほのぼのしつつ、気が付けばエンドロールが流れていた。もちろん、映画としてのこのユルユル感は大好きである。星4つ。
P.S.
登場人物の世界があまりに狭い。地球外生命体が日本語を話し、アメリカの大統領もカタコトで日本語を話すという世界は、なんとなくだが戦時中から受け継いだ愛国主義、自文化中心主義が垣間見えてならない。池田首相の所得倍増計画が推し進められていた1950〜60年代、この映画のテーマでもある「ひとつの目的に向かって全国民が世界を巻き込んで団結する」、というコンセプトは、やはり、当時の世間の風潮に合っていたのかもしれない。