The Ultimate Bourne Collection [Blu-ray]
内容は皆さんが評価しているとおり、文句なく面白い。
「殺し屋」という日本語の響きは陳腐だけど、無言で
息使いとぶつかり合う音だけが聞こえる格闘シーンは、
見ている側も息をつく暇もないくらい圧倒されて、
リアル感を与えていると思う。
それと3作ともカーチェイスが半端じゃない。
ブルーレイで画像も音声も最高で、買い換えてよかったです。
ただ、当たり前ですがパッケージはすべて英語表記なので、
パッケージを見る楽しみがないかな。
単品の日本版も安くなったけど、ボックスだし英語表記でも
いいという人は買いですよ。
オリジナル・サウンドトラック「ボーン・スプレマシー」
前作同様、重厚かつスリリングな曲が多くさらに、全体的にマリーの死によって再び孤独になったボーンの悲壮感を感じさせる曲がおおい。聞き飽きることのないサントラとしては傑作。
ボーン・アイデンティティー 【ブルーレイ&DVDセット 2500円】 [Blu-ray]
マット・デイモン主演のスパイ・アクション。本作でマット・デイモンの新たな魅力が引き出された。記憶を失くした主人公が自分の記憶を少しずつ取り戻していく様をサスペンス・タッチで描き、見ていて飽きさせない。
画質・音質は共に、これぞBlu-rayと呼べるほど最高の出来。特にカーチェイスシーンにおけるDTS-HDMA音声は最高。
特典も原作者のロバート・ラドラムの半生のドキュメンタリーが収録されており、ドキュメンタリー好きの僕にとっては、この点もお勧め。
以下はUK版のスペック。
THE BOURNE IDENTITY (2009/3/30)
Version: UK (Universal)
VC-1 BD-50
Running time: approx 1 hr 59 mins
Sound: DTS-HD Master Audio 5.1 (English), DTS 5.1 (French, Italian, German, Spanish, Japanese)
Subtitle: English SDH, French, Italian, German, Spanish, Japanese, Danish, Dutch, Finish, Korean, Norwegian, Portuguese, Swedish, Traditional Mandarin
Special Features: Feature Commentary with Director Doug Liman/The Ludlum Identity/The Ludlum Supremacy/The Ludlum Ultimatum/Alternate Opening and Alternate Ending/Deleted Scenes/Extended Farmhouse Scenes/The Birth of The Bourne Identity/The Bourne Mastermind: Robert Ludlum/Access Granted: An Interview with Screenwriter Tony Gilroy/From Identity to Supremacy: Jason & Marie/The Bourne Diagnosis/Cloak and Dagger: Covert Ops/Inside a Fight Sequence/Moby "Extreme Ways" Music Video/U-CONTROL (PICTURE IN PICTURE/BD-LIVE: BOURNE CARD STRATEGY CHALLENGE)
[825 973 0]
ボーン・アルティメイタム 【VALUE PRICE 1800円】 [DVD]
ただ安かったので目に留まったタイトル。何気なく買った中古のDVDでボーン・アイデンテテイを見た。シリーズ全部、3タイトルを買い揃えた。
ボーン・アルティメイタム [DVD]
CIA局長の"Hope for the best, plan for the worst"という言葉が印象に残りました。最高の目的のために、最悪の事態を想定して計画せよ、といった意味でしょうか。Googleで検索してみると、よく使われる常套句のようです。北朝鮮の核問題について、ブッシュ大統領も"I think we've got to plan for the worst and hope for the best." と語っています。
映画の方は、次から次へと、心地よいテンポでシーンが展開していきます。3部作の中で最もスピード感にあふれる作品でしょう。想像を超えた用意周到さに感動し、刻々と変化する状況の中で瞬時に下す指示の的確さに羨望を憶えます。超人的ではあるが、「ダイ・ハード4.0」ほどには非現実的ではない。
ラストのボーンが撃たれてから女性がにやりとするまでの間は、作品中で最も時間がゆっくり流れるシーンですが、その緩急のつけ方にもしてやられたという感じです。完璧に満足できる映画でした。
この手の映画を見ると、いつもそうなのですが、映画館を出てもしばらく、自分が鍛え上げられたスパイのように、鋭い眼光を光らせながら歩いてしまいます。