浅漬け名人
テレビショッピングで、毎週のように見せられ、夏野菜が山ほどなってきたのでとうとう買いました。こぶりなので冷蔵庫にも入りますが、重さはそこそこあります。最初はやはりきゅうりで実験。2本にしそとしょうが、塩を適当に入れて、1時間。テレビでやってるとおり、水も上がって、漬かってました。しゃきしゃきして、きゅうりの味がそのまま楽しめます。漬け物容器としては、値段の割に高いなと思いますが、浅漬けなので、2日程度で食べきれる量となると、やはりこれぐらいの大きさでちょうどいいのかもしれません。なにより、最低1時間でもいただけるのがすごいです。小さなレシピ本もついているので、工夫次第でお漬け物ではなく、小さなおかずを1品つくるつもりで挑戦したいです。
「発酵食堂 豆種菌」の 麴の料理
発酵王子、伏木暢顕先生の2冊目の著書です。
心から麹を愛し、麹が一番いきいき活躍できる塩加減、温度設定、ときに心の通わせ方まで指南してくれる、最高の一冊。
震災や放射能で弱っている心や体を元気にするには腸内環境を整えるという奥の手があり、それには麹が一番!今に生きる日本中の皆さん、とくにお母さんにとっては救世主ではないでしょうか。是非、お子さんにはお菓子ではなく甘酒を作ってあげてほしいと心から思います。
なにげなく漬けている糠床を元気にするとっておきの魔法もさりげなく載っていて、目から鱗!
まさに日本のコア・コンピタンスともいえる麹文化の真髄に直球で切り込んだ、私の人生まで変えてしまったレシピ本です。
ちなみに著者は震災後4日目から被災地支援でみそ床(お湯を注ぐだけで、お出汁たっぷりのお味噌汁になるもの)や麹漬けの野菜やお魚を何百キロという単位で届け続けているという熱い男。