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Mステの放送を見て、なぜか涙が流れていました。優しくて、それでいて力強くて、心に直接なにかを伝えてきてくれる曲です。桜井さんとサリューさんの透き通った素晴らしい歌声に、ハーモニー、メッセージ、本当にすごい曲です。「愛」って何だろう、と考えさせられました。日本は経済的に豊かなはずだけど、世界中の人が笑顔で幸せに暮らせる日が来てほしい。そんな風に思いました。
生まれ来る子供たちのために (講談社ノベルス)
松浦純菜シリーズの完結編。
ものすごい自意識と壮大な愚痴、そこにミステリーとSF的なモチーフを持ち込んできたシリーズがついに完結。
うーん。
おそらくこういう形でしか結末をつけられないだろうなぁと思っていた、その通りの結末だったので、ちょっとがっかりと言えばがっかりしました。
浦賀さんの書く作品にはどこか「アニメ的」な雰囲気が漂っていて、でも「アニメ」にならないでここまでやってきたのに、それが最後になって「アニメ」になってしまったという感じです。(わかりづらくてすみません)
特に八木編の結末はまんま「セカイ系」と呼ばれるもので、読んでいて辛くすらありました。
逆に純菜編の結末は、とても浦賀さんを感じる終わり方で、僕はこっちのやり方で最後をつけて欲しかったと強く思いました。
この人ならセカイ系になりそうなお話をセカイ系でない形でまとめられるのでは、と思うのはやはり高望みなんでしょうか。でも、浦賀さんにはやはりこの形でないラストを描いて欲しかったです。
※中扉に希望があります。安藤君シリーズぜひ復活してください。
(好きな作家の作品なので星はあてになりません)
RED RIBBON Spiritual Song ~生まれ来る子供たちのために~
そう僕は思いました。
「若旦那FROM湘南乃風〜」と流れたときは「自己紹介?」とビックリしましたが
そのおかげで『ムコ多糖体』という病気の存在を知りました。
「子供たち」の一言しか確認できない小田和正。
楽曲としてというより『無関心な人』(僕もその一人だったのですが)
を刺激する作品として成功していると思います。
生まれ来る子供たちのために
オフコースは暗い感じがして好きではありませんでしたが、竹善さんが歌うと芸術的な感じがして素晴らしいです。魂が揺さぶられるとでも言いましょうか、本当にこの人の歌声は最高ですね。