そんな未来はウソである(1) (KCデラックス)
みなみけ全巻+5の2読者です。
基本的な情報は他のレビューを参考にしてもらうとして、
この作品は個人的には「みなみけ」より好きです。
主要登場人物は5人ですが、
基本的には「アカネ:ツンキャラ」の行動が基点となり、
物語が進行していきます。
このアカネと言うキャラは、
予知少女ミツキとのひょんなやり取りから始まった
「うるさい世界」
からの脱却をめざし奮闘します。
しかし、静かな世界を求め行動することが、
逆に他キャラとの親交を深め、うるさい世界へずるずるはまってしまう。
そういった皮肉な運命のキャラとして、アカネは描かれます。
第1巻では、ツンキャラヒロイン・アカネと友人の予知ヒロイン・ミツキ。
ミツキを好きな主人公・ナオト、
ナオトが好きで、なぜか「練習」としてナオトと付き合うことになるマドカ。
「練習」を仕向けた「アカネ」と、ナオト・マドカの関係性。
これらの複雑な四角関係が設定されましたが、
以降どのように解消するかが見所だと思います。
このように、読み方がわかりやすい点で、
みなみけよりはとっつきやすいと思います。