信念を貫く (新潮新書)
松井選手はヤンキースのワールドシリーズ優勝にMVPという形で貢献したにも関わらず、今年は契約が更改されず、エンゼルスに移籍しています。
これほどの選手であっても、自分の思い通りにいかないことがあるというのは驚きですが、本書を読むと、ここに至るまでにも、左手首の骨折、ひざの故障と、野球選手としての活躍を阻害する苦難に如何に打ち勝ってきたか、その心の持ち方が詳細に記述してあり、大いに参考になります。
松井選手の父は、松井選手に「人間万事塞翁が馬」という言葉を送りました。
この言葉を胸に松井選手は「人間にとって何が幸いで何が災いか、表面的な現象だけでは分からない」と考え、「怪我で休まざるを得なかった日々が無駄ではない」、「一見回り道のようであっても、無駄な一歩など存在しないのではないか」と一歩一歩着実に進んでいます。
本書は、7割の失敗と上手に付き合い、悔しさはあえて口に出さない・・・マイナスをプラスに変える自己コントロールのベストセラー「不動心」松井秀喜著の続編です。
MVPベースボール 2003
実際にやってみたら、結構面白かった。メッツのボーンにデッドボールを当てたらいやに怒ってたし。でも、これだけは絶対に行っておきたい。何かというと、
・キャッチャーの返球が無い。
・一塁と三塁のところにコーチが居ない。
・セブンスイニングストレッチの歌がない
これだけの不満を取り除いてくれりゃほし5つだったのに。ま、しかたないや
実況パワフルプロ野球7 決定版
今のパワプロには有る「縛り」のないパワプロです。
試合での打球方向も自由に決められるし、サクセスでも自由な選択が出来ます。
グラフィックや詰めの甘さがありますが(後世のためにわざとそうしたのかも知れませんが‥)、野球ゲームとしての完成度はパワプロの中では一番高いです。
それから、今のパワプロとの違いは「真芯に当たったら飛ばない」という事です。プロ野球スピリッツをした事がある方なら分かるかも知れませんが、芯より少し外すと一番飛びます。
この作品から7年が立ちました‥
パワプロ7の続きというよりも野球ゲームの続きが見たいです。
不動心 (新潮新書)
ここまで謙虚で優等生、かつ人格者ぶりを見せ付けられると、いかに自分が甘えた怠け者のダメ人間かを認識させられてイヤになる(苦笑)
昔の自分は、松井であれば大して努力もせずに才能があったから挫折することもなく成功したのだと、自分が何もなせないのは才能がないからだと本気で考えていたのですが、当たり前ですが違うんですよね。
テレビでは光の部分しか見せないが、その過程では凡人が真似できない膨大な努力の蓄積がある。
こういうことに気付くようになったのは本を読むようになってからで、もっと若いころにそういった習慣を身につけるべきだったと非常に反省しています。
「過去」は決して悔やまぬよう心がけますが、「未来」は違います。
未来はコントロール可能なので厳しく。
こういった発言を本当に実行しているからすごいんだよな。