ザ・インタープリター [DVD]
みたいみたいと思っていて、劇場ではみ損ねました。テーマといい登場人物といい期待をしてみました。
で、面白い映画だったと思います。期待通りでしたね。
ションペーンはいい。 非常にいい味を出しますねえ、この役者さんは。
ニコール・キッドマンは、こう言う映画、特に似合いますね。ピースメーカの時と一部重なり一部異り。
やはり非常にインテリジェントで、しかもかわいい。キャリアあるコケティッシュな女性として、まさ
にぴったし。 これまた、期待通りでありがとう、と言う感じ。ほんと素敵だわ。
好み的には、ションペーンの同僚の女性シークレットサービスがいい味だと思う。
ポリティカルサスペンスとしてもヒューマンドラマとしても、一級だと思いますね。
あぁ、おもしろかった。
ザ・ナック
かっこいい!とにかくかっこいい!ソウルジャズ好きなら押さえたい一枚。
ジャズ、ブルース、ソウル、R&B、混ぜた上で出て来た粋なグルーヴの集大成。
ジャケットがカッコいいんだ又。是非是非お薦め!
ザ・インタープリター (徳間文庫)
昨年、ニコール・キッドマンとショーン・ペンの共演で公開された、同名のサスペンス映画の原作です。
アフリカの動乱の国の虐殺問題を議論する国連を舞台に、過去を失った(消した)通訳の女性と、妻を失ったシークレット・サービスが、その「悲しみ」故に結びつき、「悲しみ」からの脱却を果たそうとする物語です。
サスペンスの裏に「悲しみ」を抱えた二人の人間ドラマが的確に描き出されています。
そんなに長い小説でもないし、会話文のウェイトも高いので、一気に読みきれます。
ザ・インタープリター
言葉だけでなく、音楽や絵画など芸術的要素がたくさん盛り込まれていてとても綺麗な感じがした。一気に読むのも良いけれど、何度も読み返したくなる。スルメやお正月に食べる昆布…噛みしめれば噛みしめるほど良さが出てくるそんな作品だと思う。
ザ・インタープリター 【ブルーレイ&DVDセット 2500円】 [Blu-ray]
本作はマンハッタンを中心に撮られた、緊迫のサスペンスアクションだ。惜しくもシドニー・ポラック監督の遺作になってしまったが、考えてみると製作のアンソニー・ミンゲラもポラック監督と同年に亡くなられた。普段はツアー以外に入館できない国連本部で撮影し(あれはセットではない)、空撮で捉えたマンハッタンの機能的美しさや「スピード」もびっくりのバス大爆発シーンなど、今までブルーレイになっていなかったのが不思議なくらいの良作である。骨太な脚本はメイキングを観ると「その日ごとに書き足していた」そうで、誰も結末がわからないTVドラマのような慌ただしさだったようだが、そこはニコールとS・ペンだ。圧倒的な芝居で魅了させてくれる。特にS・ペンはスーツ姿のマンハッタンが似合うなあ・・・。インディペンデント作品で、かつ役も独特なことが多いので、こういうまっとうなSP役は本当にカッコいい。本作はおそらくS・ポラックだから受けたのだろうが、これからも大作での刑事役などを期待したい。ニコールも最初は単なる「追われる目撃者」だと思ったら、さにあらず。未完成脚本でインしたのに、この見事な締め方はS・ポラックの最後作として最高の終わり方だった。さりげなくシルヴァーカップスタジオなども背景にしつつ(本作はここでは撮影していない)、映画好きがハマる映像力も流石だ。特典映像は今となっては「超貴重」なS・ポラック最後のディレクションが堪能できるメイキングが必見。中国人刑事役で、クライド草津が重要な役どころを演じているのも嬉しい。待望のブルーレイで再見するのが楽しみである。作品に星4つ。