タペストリー・イン・コンサート [DVD]
今回のTroubadour Renion Tourをきっかけに買った一枚。CDのIn Concertは前から持っており、Slashの重いLes PaulがCarole Kingに合わないと思っていたのですが、このDVDの映像を見て全くの偏見と分かりました。自分のイメージはCarole Kingは'70年代のスタジオ・デモテープ的な小編成の音と思っていましたが、この後スタンダードに近い曲を多く持ち、ショーとして成立するような所までのパフォーマーに変わっていることが分かります。曲構成はWelcome To My Living Roomと殆ど同じ(こちらはUnpluggedと言った感じですが)ですが、ツアー用に編成されたバンドで音も厚いし、コンサート用のアレンジになっていて、Caroelの精力的なステージ上の動き、ダンス(?)とも合わせて、エンターテナーとしてもCarole Kingが完成の域にあることが感じられます。この延長に今回のTroubadourがあるように思えますが、当然のことながらこちらは彼女単独のコンサート、リーダーとして頑張らなくてはという感じがかなりします。ショーとしてはこちらの完成度が高いのかもしれませんが、どっちかというとJames TaylorとかDanny Cootch達と演奏している方が彼女らしいような気がします。昔のイメージにこだわりすぎでしょうか...
ピアノ弾き語り キャロルキング/つづれおり
CDを聴いているだけでは物足りなさを感じる人は、
ぜひピアノで楽しんでみて欲しいです。12曲入り。
決して色あせない不思議な魅力と懐かしさを同時に
味わえます。ピアノ譜としては中級よりは易しいと
思います。ピアノのアレンジが原曲そのままの感じで
とても自然でよいです♪
ベスト・オブ・キャロル・キング
CAROLE KING 『The Best Of CAROLE KING』(2007)
なんと7曲が『つづれおり』からで、全21曲中三分の一を占めている。『つづれおり』は昔も今も傑作としてよく注目される作品で確かに名曲揃いである。
全体的にバランスよく構成されていて、そして選曲されたすべての曲が70年代の作品からというところが潔い。
全盛期と言っていい代表曲をまとめて聴ける編集盤であり、初めて聴く方にとっても最適な入門盤でもある。
さらに音も素晴らしく改善されているので現在のカタログの中では、最もイイ音で聴けるBest盤である。
アルバムカバーもベストショットに加えて螺旋状に配したピアノのデザインも、この作品のイメージにぴったり!
ぜひ、持っていたいBest盤!
Tapestry (Finger Style Guitar)
ある日、本屋に行くとキャロル・キングの曲がかかっていました。しかし別のアーティストが違うアレンジでカバーしていたのです。
こんなアレンジもあるんだと思い、自分もこの「TAPESTRY」の曲を演奏してみたい。それがこの商品を買うきっかけになったのです。
「TAPESTRY」は不朽の名作で未だによく売れるCDらしいのですが、それにしては国内にはこのスコアがない!信じられない!
そこで探し、見つけたこの商品。安い!洋書といっても譜面が読めればいいわけですからね。迷わず購入しました。お勧めです。
Tapestry
こんなに素敵なアルバムはこの世にあったなんて…。初めてこの人のこのアルバムを聴いたとき凄くショックを受けたのを覚えています。センス溢れるカッコ良過ぎるピアノに、ストンと胸に入ってくるボーカル、そしてまた楽曲が粒揃い。こんな曲はそうそう書けないなぁってコード拾ってみて思いました。大ヒットした「It’s too late」や「空が落ちてくる」みたいなクールな曲もあり、「去りゆく恋人」「君の友だち」みたいな思わず泣けてくるバラードもあり、アルバムタイトルにもなっているタペストリーの歌詞といい、本当に文句なしの名盤でしょう。こんなクオリティの高い作品が60年代にもう既に存在していたとは今、聴き返してみても驚きです。日本ではCMなどで使われているのを聴いただけという人も多いみたいですが、これを聴かないまま死ぬのは惜しすぎるだろう? そんな作品だと思います。良過ぎて書く事ほんと無いっていうのが今の正直な気持ちです。是非聴いてみてください。若干20代の若造がちょっと偉そうに書いてしまいました。