ファースト・キッス
オリジナルアルバム1枚、大ヒット1曲だけを残して解散したフェアーグラウンド・アトラクション。
しかしその存在感は、正しく80年代の奇跡といえるのではないでしょうか。
名曲「パーフェクト」は、他のどのバンドも真似できない独特のインパクトがあります。
そしてパーフェクト収録のこのアルバム「ファースト・キッス」ですが、
ボーカルのエディ・リーダーの美声が光る名盤に間違いありません。
聴けば聴くほどに味わいが溢れ出す傑作ですね。
ジャケも有名で、80’sアルバムジャケの中では上位に入る素晴らしさです。
これも80’sコレクター必聴、必携のアルバムなのですよ〜!!
First of a Million Kisses
私がこのアルバムについて思う事は、それぞれの曲が短い1本の映画のように叙情的で奥行きがあると言う事です。ちょうどジャケット写真のような、セピア色のロマンチックな映像が頭に浮かんできます。
当時は(テープで聴いていたのですが)そんなにヒットしたアルバムとは知りませんでした。それだけ、そういうこととは無縁のような、イノセントな魅力にあふれています。
物語を語る詩の素晴らしさ、優しく奏でるメロディの素晴らしさ、そして切々と(時には舌足らずに)唄い上げるエディ・リーダーのヴォーカルの素晴らしさ。
どれをとっても、唯一無二の存在です。