Cabin Fever [DVD] [Import]
「Before the Frost... Untill the Freeze」のアルバムを聴いて
「これは!」と思ったヒトは 必ずこのDVDを観てください。
まさにレコーディング風景です。
一発撮りで、しかも客を入れてのライヴで アルバムを作る。
というのも ここが特別のスタジオだから。
どうりでこのアルバムが 明るい雰囲気のノリノリのグルーヴ感満載だと思いました。
これを観終わると
「ブラック・クロウズのファンを続けていてよかった。」と感じるのと同時に
「なんで私がココにいないの?!」とくやしさもでてきます。
近頃は アルバムに歌詞や詳しいクレジットが付くことが少ないので
いちいちオフィシャル・ウェブサイトで解説を探さなければなりませんが
このDVDは、観れば一目瞭然、一発回答!です。
Before the Frost/Until the Freeze
ブラック・クロウズ:フリークン・ロール~ライヴ・アット・フィルモア [DVD]
この時のライヴの模様は昨年発売されたCDで既に聴いていたが、映像が伴うと更にカッコ良さが倍増!
カヴァー含めて選曲も良い上、画質や編集も凄く良いので、このバンドの魅力が凝縮された映像作品として完成度が高くオススメ。
もともとビジュアル面でもカッコいいバンドだが(*マーク・フォードはラストワルツの時のディランみたい)、ギブソン、フェンダーから、ゼマティスまで次々と持ち替えるギターの数々もカッコ良すぎ。さりげなく曲中で挿入されるメンバーのオフステージ風景も映像作品としての幅を広げている感じで実に良い雰囲気。
ボーナス映像では、デラボニの『モーテル・ショット』ばりの光景もあり、オールド・ロック・ファンも痺れること間違いなし。
Warpaint (Dig)
私にとって、最も特別なバンドが7年ぶりの新作を出した。
これまでで、一番泥臭くしっとりした作品のなので
賛否を呼んでいる感もあるけれど、
自分にとってはすごくしっくり来る作品だ。
彼らが活動を再開したのは3年前だが、
その間に、ライブDVD(後にCD化)や
過去2枚のお蔵入りアルバム(これまた泥臭い)の正式発表、
クリスとリッチーのアコースティックセッションが発表されていて
従前のクリスのソロ作品を含めて、これが彼らの「今」なんだと感じた。
なんていうか、ライブDVDのラストを飾ったのは
The Bandの「Night They Drove Old Dixie Down」で
すごくリラックスして演奏していたから、
なんとなくその雰囲気が「今」なんだと感じていたんだと思う。
インタビューで人生の落伍者を歌ったんだと答えていたのが印象的で
よく比較されるストーズやエアロスミスがスター街道を地で行くのとは
やっぱり彼らは違うのだと思う。
前作は、ヴァージンへの移籍やハリウッド女優との結婚もあって
華々しい作品ではあってそれはそれでそのときの彼らの「今」だったけれど
近作の、肩の力が抜けたようなやさしさは、やっぱり彼らの「今」なんだと思う。
音源トレードを公認している彼らの過去のライブ音源なら、
ネットでいくらでも手に入るのだから、パワフルだったころの「今」だって
十分に楽しめるしね。
For Those About to Rock: Monsters in Moscow [VHS] [Import]
メタリカ、AC/DC、パンテラ、ブラック・クロウズの4バンドのモスクワでのライブ映像。ロシア(地元)のバンドも1曲参加している。
当時はPANTERA目的でこれの日本版を買いました。演奏されているのは「カウボーイズ・フロム・ヘル」「プライマル・コンクリート・スレッジ」「サイコ・ホリディ」の3曲(要するにメジャー1stの冒頭3曲)です。
凄まじい内容です。暴動も起きております(警備員は警棒を振り回していますし、血だらけの観客もいます)。今観ても興奮してしまいます。このビデオは永久保存版です。なぜこれがDVD化しないのか不思議ですね。
Shake Your Money Maker (Reis)
Hard To Handleのカッコよさに完全にノックアウトされました。
オーティス・レディングのカヴァーだとは思わなかった。
こんなオールディーズをこれ程までにアレンジしてしまうセンス
の良さには頭が下がります。
渋さの中にもデビュー・アルバムらしい荒削りな感じもあって
いい作品だと思います。