デニス・ロッドマン 絶対勝てるNBAテクニック―これがシカゴ・ブルズのトライアングル・オフェンスだ
前半:ロドマンの個人スキルや体の使い方
後半:ブルズのトライアングルOF
スキルの部分はなかなか真似できる類のものではないものが多いです。
誰よりも落下場所にはやく気付き or ロドマンは攻めないだろうという一瞬のタイミングを逃さず etc
シャッフル・トライアングルオフェンス本としてが一番実用的な使い方でしょうか。
20や30のパターンの図解での説明があります。
NBA選手の実力があって、このパターンを全て知っても、なかなかうまくできない気がしますね。
これらを包む上位コンセプのようなものがあって、それはフィルジャクソンとテックスウィンターなどにしばらく仕えないと感じられないものなのかなあ、と。
NBAダイナスティシリーズ シカゴ・ブルズ 1990sコレクターズ・ボックス [DVD]
ジョーダンのBOXと
試合のDVDが重なっているのが残念ですが
素晴らしいです!
当時はスーパーでも
ブルズのTシャツ売ってましたからね。
こんなチームは二度とないと思います!
俺たち庶民派シューター [DVD]
NBAを去り、さまざまな映画にも出演し、最低の男優賞をもらい、訴訟も受けとにかく話題の事欠かない男。
でもロッドマンはバスケのユニフォームが本当によく似合う。
映画は内容も笑いあり、涙ありと月並みな表現だけれど、すごい見終わった後にぽかぽかしたものが残る。
低身長症の4人が自分よりも大きく屈強な男たちに挑む…。一人のメンバーはこう言う。
「人の視線が痛いんだよ。珍獣扱いされているみたいで…」
そのメンバーに声をかけるロッドマンの声、表情は実に真摯で優しい。
勇気をもらえる映画だと思います。MJの「スペースジャム」を見るならぜひこちらも!!
デニス・ロッドマンの「ワルがままに」―NBAを変える男
ロッドマンファンではなくても読んで面白い自伝だと思う。バスケットに関する内容やアメリカにおける成功と人種差別のことを含め自分と真剣に向き合っている人間のドラマが書かれていると思う。
NBAで唯一7年連続リバウンド王に輝いたロッドマン、日本ではそのキャラクター故に知名度は高いが、彼がディフェンス(NBA最優秀ディフェンシブプレイヤーに2度選ばれている)や戦術理解度(ジョーダン曰く「ブルズの複雑なトライアングルオフェンスを彼ほど早く理解したものはいない」)に長けていることはあまり知られていない。
また暴行や裁判で罰金を獲られスキャンダルが多いが、反面エイズやバイセクシャルへの理解を示し(髪の毛をエイズリボンの色に染めた)黒人問題も含め不当な人種差別をクソッタレだと訴えた。
ストレートな発言や行動が目立つが、彼なりの意図や人間の本質を含んでいるように私には思える、ただ無益だったり無謀な行動も多々ある。
レビューのタイトルは本書の一文から。こういうことも平気で書いている。