僕が僕であるために [VHS]
高校時代、同じクラブで汗を流しチームのために戦った5人の青年の、卒業後・・・。仲間意識とか、大人になった自負による反発とか、そういうリアルな感情が、いきいきと表現されていて、青春物語だなあ、と.
演じているスマップ自体が、チームなので、自然にしているだけで、つながりが感じられるのは、演技力だけではない「味」があり、まったく違う青年たちが、友情という絆だけでつながれていることの脆さ、重さが、印象に残りました.
恋人役の女優の人々が豪華ですが、松たか子さんの哀しみの表現に、いつも泣かされます。
LIVE AMIGOS! [DVD]
シンプルなライブです。でも全員のソロがしっかり聴けるし、その中でも中居君は楽しませてくれるし(^^)
とっても、きれいなDVDです。
マルチアングルが無いのと特典映像が無いのは残念ですが、現在のビックライブと比べて、このシンプルさに魅かれてしまいます。
Wonderful Life
この曲がドラマの主題歌だとか、殆ど前情報や予備知識の類も持たずに、曲の良さと、稲垣吾郎というアーティストに惹かれて購入しました。
&Gと言う名前は、フランス語でいう「天使」(アンジー)とひっかけてるのですね。
仄かにアンニュイで、内省的な歌詞は、吾郎ちゃん自身の持つイメージにも増幅されてとても映像的。眼の前に情景が手に取るように浮かんできます。カップリングの「平和の歌」は、傷つく心を持ち続ける優しい大人の歌だと思う。憂いを帯びた、絡みつくような歌声は何処かまだ少年のような甘さもあり、また、それを断ち切るような力強さに共鳴し、励まされます。
最近、SMAPのシングル曲が、単純化されてゆくような気がしていて…少し不安に感じたりしていますが、聴く手に考える隙を与えてくれる稲垣吾郎の存在はとても貴重だと思います。
馬耳東風
いわゆるエキセントリックな告白本でも告発本でもなくて
日々雑感というにふさわしい本。目にするものの中に
見つける物語性に驚く。振り向いた未来の自分に気づいたり、建物のもつ物語に思いをはせたり。
そして、なによりも語り口の静かさ。ひとりの夜にでも
好きなページをめくりたくなる。
これから始まる秋の夜長、傍らにおいておくのはいかが?
一連の出来事で、この本が正当に評価されなくなることがないように祈りたいと思う。