旅行人163号特集コーカサス〜アゼルバイジャン+アルメニア+グルジア
2012年9月に、ロシア国境に隣接する山間部を中心に旅してきました。グルジアに関する資料・本は少なく、写真と文でまとめてあるこの本は貴重です。ただ編集後記に2011年12月で休刊予定とあったのは残念です・、
アルメニアン・ダンス[全曲]
解説に「佐渡&シエナの魅力はライブにあり!」とかかれて、まずこれで、イチコロです。
「今回のディスクは「ライブ音源」である。
当然ながらいっぱつ録りであり、セッション録音のような編集はきかない。」
コンサート会場の特別席で,聴いているようです!
最初から最後の曲まで鳥肌がとれません!!!いつものCDより凄いです。
悲劇のアルメニア (新潮選書)
ある国を紹介する場合、紹介者のその国に対する個人的好悪が反映されがちであるが、本書はその類の紹介本ではなく、学問的なアルメニア紹介の書となっている。本書では、これまで光をあてられることがなかったアルメニアという小国について、その歴史、文化、隣国との闘争(トルコによるジェノサイドなど)について、詳しくかつ客観的な説明がなされている。本書の素晴らしさは、アルメニアを知らない人に偏った先入観を抱かせず、またすでに既知の読者には、読者が感じている疑問を解き明かす手助けとなるような情報が満載されていることである。
ざくろの色(デジタル・リマスター版) [DVD]
まさに映像詩のカレイドスコープ。
次々に、自在に繰り出される色彩豊かな映像、これといった物語性もなく、
僅かなセリフやナレーションらしきものも、さしたる意味を持たない。
詩人サヤト・ノヴァが手にする弦楽器の強烈な音楽が映像と絡み合い、
時に映像をリードする。
登場人物たちの様式めいた動作やグロテスクなはずの映像さえも、
パラジャーノフの手にかかると美しく昇華される。
映画の概念を覆す映像の連鎖、遥かリアリズムを離れて、
とてつもない豊穣がそこにある。