屍鬼 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
夜中放送なので観ると翌日の仕事に響いてしまうので
ブルーレイ楽しみにしてました!
1話だけはテレビで観てたんですけど、やっぱり演出がいいですね
BGMの使い方も良い。
漫画をアニメ化したものって先の展開を知ってるから
早く続きが観たい、とか個人的にあまりないんですけど
このアニメは早く続きが観たいです
尾崎と律ちゃんの声が個人的にツボでした
完全生産限定版の特典は
キャラクターの設定画、藤崎竜先生、アミノ監督などへの質問他を収録したブックレット
アニメメインビジュアル夏野版のメッセージカードとブルーレイBOX夏野のピンナップカード
メッセージカードには夏野役の内山さんのサインと、内山さんが書いたと思しき字で
「都会に出たかった…。 夏野」と印刷されてました。
メッセージカード、次回は室井さんかな。
あと特典CD。収録時間は25分近くですかね。
大川さん(尾崎役)×内山さん×悠木さん(沙子役)のトークから始まり、途中から
大川さん×内山さん×沙子の「沙子の部屋」へ
沙子ちゃん怖いです(笑)
藤崎竜作品集 3 天球儀 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 ふ 26-3)
この短編集の中ではやはりドラマティックアイロニーが秀逸である。そもそもこの作品を理解出来ている人がどれほどいるだろう? これはただ単に善と悪を描いたものではない。この作品は、主人公が漫画を読むところから始まる。この作品の主人公(少年)はドラマティックアイロニーという藤崎竜が書いた漫画の中で、ドラマティックアイロニーという未来の漫画を読んでいるのだ。なぜフジリューはこのような複雑な入れ子構造の漫画を描いたのか? それは世界のアイロニーを描くためである。
少年が読んでいる漫画、ドラマティックアイロニーの中に登場する剣士は、世界の痛みを自分の痛みに感じ、世界が朽ちていくのと同時に、自らの体もボロボロになっていく。それを読んだ少年はこう思う。(正義の感覚が失われると、世界は闇に覆われちゃうのかな…怖いな)と。普通の漫画ならこれで終わりだろう。しかしこの漫画はそうではない。
ラストのページがこの漫画の圧倒的に凄いところで、藤崎を天才と呼ぶに相応しいところなのであるが、徐々にカメラワークが遠景になっていく。少年の住んでいる家が映り、少年の住んでいる街が映り、少年の住んでいる世界が映る。その光景は、まさに闇の世界なのである。そう、主人公の少年は、既に荒廃した「闇の世界」に住んでいたのだ。だが、メカニカルな近未来都市の内側に住む少年は、その事実を一切知らないまま、ドラマティックアイロニーを読み、世界について想いを馳せていたのである。
まさにそれ自体が『ドラマティックアイロニー(劇的な皮肉)』だったのだ。
藤崎竜イラスト集1990-2006 PUTITAKITYU (ジャンプコミックス)
フジリューのデビュー作から現在までのイラスト集です。
1990年から2006年…と簡単に書いてありますが、
これって生まれたての子供が高校にいっちゃっているような年月。
そんな長い年月をぎゅーーっと凝縮しています。本当に濃いです。
カラーイラストの美しさ、充実度はもちろんのこと、
モロクロのイラストもところどころ散りばめているのが気に入っています。(加工してあるのもありますが)
様々なイラスト集をみてきて思うのは、
モノクロイラストを最後の方に集めていることが多い気がするんです。
でもそこはフジリュー。
漫画の1コマでも1Pでもイラスト集として効果的に使っています。
個人的には太公望と王天君が最初離れて座っているイスの絵からはじまり、
王天君が太公望に近寄り、漫画のコマを反転して使い、伏羲になる…という絵の運びがとても好きです。
見ていてため息もののイラストたちと、遊び心。
常に手元に置いてしまうような、そんなイラスト集です。
フジリューファンでなくともぜひ見てほしい。
正直、星5個じゃ足りません。10個はつけたいです。
屍鬼 1 【完全生産限定版】 [DVD]
賛否両論あるアニメのようですが、私は好きで観ています。
人にもオススメしてます。
この先どうなってしまうの?といったところで毎話終わってしまい、続きが非常に気になる作りになっています(意図的にそうしているのだと思いますが)キャラクターが個性ありすぎて違和感を感じますが、慣れてしまえばどうってことないです。むしろ登場人物が多いのでこれくらい個性ある造形のほうが分かりやすくて助かります。
絵はきれいで、物語は小野不由美さん原作なので折り紙つき。
一気に10話くらいまとめて観たいな〜という、海外ドラマっぽい作品だと思いました。
別の方がレビューされていた、
>ガロに三流ジャンプ作家が来てしまって場所違い
は、よく分からない例えで笑ってしまいました。
「例え」は「分かりやすく言い換えたら」ということなので、もう少し感覚に訴える表現をされたほうがよいですよ(笑)