ヨーロッパ史における戦争 (中公文庫)
「十三世紀から現代までに匹敵するほどの長い間、ヨーロッパでは、『平和』とはごく稀な現象でしかなかった」。
封建時代から現代まで、ヨーロッパにおける戦争の方法とその変化について述べた一冊である。歴史的な出来事を順に述べている本ではなく、兵器や兵站や兵力や戦い方やその背景に焦点を当てて解説を行っている軍事の本である。1970年代に書かれ、2008年に結びの章が加えられているとのことだ。
騎士が中心だった時代。傭兵。重商主義以降の経済力と海軍力の間の強い相関関係。ナポレオン軍の強さともろさ。科学技術の進歩が大砲を進歩させると同時に歩兵を強力にし、次第に騎兵を不要なものにしてゆく。鉄道網の進歩が大軍の移動と兵站を容易にする。国家総動員体制によって大規模な兵力が投入される。
ヨーロッパで書かれた本らしいなと思うところは随所にある。例えば、軍事の歴史に詳しい人であれば、中世ヨーロッパや、スペインやオランダ、ポルトガル、フランス、イギリス、プロイセン、ロシアについては、既に知っていることも多いだろうが、スイスが戦争の進歩に果たした役割について詳しい人は日本では少ないだろう。
訳文はあまりよくない。翻訳ものだから、ある程度は仕方のないところ。内容の理解が難しいというほどのレベルではない。
癒しを求めて買いました。
プロイセンの日常生活の感じが出てて良かったです。
私的にはプロイセンとイギリスの話が楽しかったです。
ただ、キャラソンが入っていましたが、雑音・騒音にしか聞こえなかったです。(あくまで個人的な意見です)
Sugar Land (シュガーランド) フラッグマグ GERMANY(ドイツ) 10954-4
サイズ的には皆さんが言うように、ちょっと大きめで、重いかな。
カップの零れるギリギリまで注ぐと400cc入りました。
実際はそんなに注ぐ人いませんけどね。
まぁ、250cc程度で8分目位でしょうか。
だけど、それを差し引いても問題ない可愛さ。
色もデザインも可愛くて、国旗グッズ好きには堪らないと思います。
私はインテリア用として購入したので大満足です。
ヘタリア×羊でおやすみシリーズVol.2 初回版
ストーリーでは(良い意味で)ウザいくらいドイツに絡むプロイセンが一番の見物になっています。
珍しくお兄ちゃんヅラして羊数えてあげてたかと思うと『ヴェェスゥゥトォォ羊数えてくぅれぇよぉぉ!!』と駄々をこねてプロイセンのやりたい放題。ドイツもドイツで『番号!!羊が一匹!羊が二匹!』と点呼風になったり、その後の柔らかい声での数え方に思わずキュンときてしまいました。二人のとある夜が垣間見れるのも嬉しいストーリーになっています。
羊を数える内容としては兄弟(ストーリー有り)・ドイツ(個人)・プロイセン(個人)で数えてくれるのでドイツだけ。もしくはプロイセンだけが良い...とゆう方にも使えます。 今までの羊でお休みシリーズとは違ってちゃんとキャラが立って羊を数えてくれているので、普通のドラマCDと同じように聴けました。
全巻購入特典の全プレもあるので、この兄弟が好きなら持っていて損はありません。是非ともチェックしてみてください!
図説 プロイセンの歴史―伝説からの解放
プロイセンと言う国は、実は自由な環境であったと言うことを著者が訴えたいことが伝わってくる作品です。
現在の我々の世界とは違い、どんな宗教(というより、同じキリスト教でも、宗派の違い)を信仰していたかで、社会的な差別を受けていた時代では、プロイセンの伝統とも言える宗教的寛容が、一時代に大きな影響を与えたことを、この本から感じ取れます。
ただ、通史的な面があり、プロイセンの歴史に大きく影響を与えた人々(フリードリヒ大王、ナポレオン戦争時代の開明的な軍人、ビスマルク、モルトケ等々)について、深く知りたいのなら、別の本をお奨めします。逆に、それほど、日本では有名でない人達のことにも、しっかりと触れていますので、プロイセン全体の歴史に関心のある方は、ご一読してもらいたい本だと思います。