大槻ケンヂと橘高文彦ライブ ザ・仲直り!~そしてその後の展開は?~筋肉少女帯 復活!? [DVD]
筋肉少女帯復活を高らかに宣言した記念すべきライヴの映像化。
内容は素晴らしいです。MCも含めほぼ完全収録ですし、演奏も素晴らしいです。
イワンのばかでの大槻の歌詞間違い、ドラマーのサンフランシスコのキメの部分のミスなど
ありますが、それも含めてライヴですし、特に気になりません。
だが、この画面の暗さ、音質がショボいのは何とかならなかったのでしょうか!?
私は当日ライヴを観に行きましたが、数人のスタッフがハンディカムみたいので撮っていた
だけでした。まあ、今の大槻や橘高にはきちんとビデオ・シューティングする予算がない
のが理由でしょうが、内容がいいだけに残念です。
特にオウムでの橘高のギターソロなんて真っ暗で何も映ってません。
これでは筋少の復活後の作品がどうなるか心配です。
シベリア超特急5~義経の怨霊、超特急に舞う~ [DVD]
今作に関してはお金がかなりかかっているなと感じる作品です。特にオープニングの長回しの駅のシーンはセットにかなりのお金を掛けたそうです。
ただ、本当にそれだけだなという感じです。内容に関しては今までのシベ超のパターンを踏襲した内容に、アクションシーンをごちゃごちゃ入れたという感じです。シベ超を初めて観るユーザーには新鮮に映るのですが、ヘビーユーザーにとってはあまりにもワンパターンに映るでしょう。「男はつらいよ」ではないんですから。
自分はこの映画をわざわざ映画館で見ました。キャパが50人くらいの映画館でもあまり客の入りが良くなく、晴郎ちゃん追い込まれたなと思いました。当日ボンちゃんが必死に営業活動していた姿がすごく痛々しかったです。
大槻ケンヂ オーケン・ベスト THE BEST OF KENJI OHTSUKI
大槻ケンヂを、筋肉少女帯のヴォーカリストとしてしか
知らない人には、氏の他の活動をざっと知ることの出来る、
ちょっとしたベスト盤といえるでしょう。作家、エッセイスト
としての大槻ケンヂから入った人にもお薦めできますが、
これで全部ではないので、気に入ったらいろいろ他のアルバムも
聴いてみて欲しいです。
ミッドナイト・プラグレス・カフェ
このアルバムは他のアーティストのアルバムによく入っている
「バラードバージョン」とは一線を超える出来になっている
自らのセルフカバーには筋肉少女帯のではない曲も選曲されており
特に「花火」に到っては格段に素晴らしくアレンジされている
そして「プラグレス調」になったことにより
オーケンというアーティストの詩の完成度の高さが再確認されることだろう
それに加え他のアーティストのカヴァーの選曲のセンスもよく
思わず原曲のほうも聞いてみたくなるくらいだ
特に「BABYBABY」に到っては「こんなに素晴らしい曲があったのか」と思わず唸ってしまった
筋肉少女帯というハードメタル畑での活躍だけでなく
プラグレスにアニメの主題歌
今のオーケンは他の有名アーティストに引けをとらないくらい活動しているし
ライブも精力的にこなしている
その決して手を抜いてない多才さには脱帽させられるばかりだ
このアルバムを聞いて
大槻ケンヂというアーティストはもっと評価されるべきだと思うし
評価すべき存在だと思うのだった
神菜、頭をよくしてあげよう (角川文庫)
このエッセイのタイトルは「香菜、頭をよくしてあげよう」という筋肉少女帯のラブソングからとられています。「私って犬以下にバカなのよね」と笑う無邪気な少女とそんな香菜に何かしてあげたくてたまらない僕のとても切ない歌なのですが,その素敵な歌詞を書いた大槻さんはどのような毎日をお過ごしなのかしらとこの本を手に取りました。
悶々の10代,ガンガンの20代,そして30半ばになったその今が著されています。
マジックマッシュルームの恐怖のPTSDや小説への読者達のなんともとほほな反応,とても楽しいエッセイです。
また,歌の方に戻ってしまいますが,ひとりででも生きていけるように 僕は香菜にあれやこれやを教えてあげようとします。この本はひとりででも生きていけるための青年の知恵の結晶なのかもしれません。