大政奉還 遠い崖6 アーネスト・サトウ日記抄 (朝日文庫 は 29-6)
ベースはアーネスト・サトウ「一外交官の見た明治維新」。
サトウの視点のみならず、他者の視点も加えての歴史展開が理解できる。
特にサトウが日記を書いていない部分も
客観的な資料をふまえて書かれているのが興味深い。
歴史研究に置いては、この書そのものを引用する価値は低いが
これを読むことで、歴史的資料の存在を知ることができる。
それをベースに歴史研究のスタートするのもよい。
太政奉還
00年代前半頃にポストXとして期待されていたメロディックシンフォスラッシュメタルバンドZipangのフルアルバム。ヴォーカルの声質はTOSHIをややハスキーにした感じの高音かつ激情ヴォーカルで上手く、各楽器隊のレベルも高くパワフルかつタイトで切れが良い。一部で有名な劇的クサメロプログレッシヴシンフォメタル「Zanadu -Dear Amadeus-」は荘厳なイントロとピアノが乱れヴォーカルが入った後、爆裂疾走!そのあと某番組を視聴していた人にはおなじみであろうあのサビメロが炸裂するぞ。組曲の様な構成でテンポや拍もガンガン変わるが楽曲の統一感が失われていないのが凄い、大作だ。激しくダークなシンフォスラッシュ「INcubes」もやはり劇的な構成で、所々でインディーズ期のXを髣髴とさせるな。HRナンバー「Angels」は叙情性あるクサさ全開の泣きメロが爆発するぞ。サビのフレーズがたまらん!またもやXを髣髴とさせるタイトルの「No fear無敵復活」はBPM200に及ぶ超速スラッシュメタルだ。R&R調やバラードも交え、劇的プログレッシヴインスト「M's love song-断章天照-」ではヴォーカルは無いが、ピアノとドラムが美しくも激しく暴れ回り、シンセとヴァイオリンがその上を流麗に駆け巡るぞ。メロスピ的な疾走感とパンキッシュな音作りにキャッチーなメロディが乗った「All by myself」では待ってましたと言わんばかりにメロディックに疾走!これまでと打って変わって普遍的なキャッチーさを備えておる。語りとギター&ピアノのインスト「Sister」からラストは激情ピアノロックバラード「Sent of restoration」で美しくもやはり劇的に締めるぞ。やりすぎなまでの荘厳&劇的クサさながら実力が伴っており、大作と言って良い出来である!海外進出の話が出た辺りから雲行きが怪しくなったが、メンバーのゴタゴタで解散しなければ、Versaiilesの前に第二のXと呼ばれていたのは彼らだったであろう!