pulp I (ファミ通文庫)
別段泣けるような場面はないけれど、彼が描いて伝えたいものは、きっと後書きにある。
彼はこの作品により、売れたいわけではなく、書きたいからかいたのだ、このどうしようもないモヤモヤを、どうにか伝えたいからこの世界を描いたのだと思う。前のカスタマーレビューを読んで、なぜか嫌な気持ちがわいた。
リストカットを題材にした作品。今日あり触れているからこそ、身近にリストカットする女性がいるからこそ、彼は悩み、思い、この作品を作ったのだと思う。
売れるためだけの題材ではないのだ。
思うからこそ作品になるのだ。
私は、そう思った。
リストカット癖のある私だから、わかるのだろうか。
たぶん、冒頭で話されている主人公の衝動は、きっと、わかる人にはわかると思う。
つらくても頑張ってくださいね、ビンゴさん。
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確かに賛否両論ですね、この映画については。まあ僕は大好きなんですけど。。。僕がおもしろいと思うところで、誰もレビューとして書いてないことを書きます。
VINCENTとJULESがスーツケースを取りに行き発砲された後の結果がこの映画の重要なポイントとなります。流れとしては最後のレストランで朝食を取りながらの会話につながり、ミラクルか偶然かで2人の意見が違います。でもその後偶然だと言い切り仕事を続けた方は結局残念な結果が待っています。仕事を辞めた方はBUM(浮浪者)と言われようが死よりベターな生活を送っていることでしょう。
とにかく2人のレストランでの哲学的な会話と2人のキャラクターの違いがこの映画の最もおもしろいポイントの一つだと思います。
His N Hers
コモンピープルなどでヒットする前ですが、なかなかいい曲揃いです。
後半のアルバムですきなった方もこれから聞きたいという方もこれを聴いてみよう!Babiesが大好きです!ジャービスラブ☆今は休止状態なのが残念です!
ディス・イズ・ハードコア
ブリットポップ全盛期にブレイク、前作、「ディファレント・クラス」では120万枚のセールスを記録したパルプ。しかし、このアルバムには
前作のような明るい曲調はあまりない。残っているのは、ジャービス・コッカーという一人の男の情けなさだ。前作の成功からくる反動に打ちのめされても、結局自分は大人子供のままで、男のくせに皿を洗うし、セックスもするし、といった中年の男の情けない日常が悲しくも感動的に歌われている作品。
おすすめは、2、4、11、12。結構、前作を聞いてからこの作品を、歌詞を見ながら聞くと、感動しますよ。泣けてきますよ。