美しく青きドナウ~ウィーン・フィル・シュトラウス・コンサート
手頃なウィンナ ワルツ作品集といえば数あれど、これはカラヤン、クリップス、クナッパーブッシュという歴代の名指揮者たちに率いられたウィーン フィルハーモニーによる「本場もの」。録音はいずれも 1950 年代であり、私にとっては父親が LP レコードで聴いていた時代のアルバムだが、これもむしろ雰囲気を感じさせた。廉価盤なのも嬉しい。
この作品を子供のころ何度見ただろう?
残念ながら当時DVDなるものはなく、VHSは見すぎてもう見れなくなってしまいました。
なぜこの作品をDVD化しないのだろう?
私は母が見せてくれたこの作品のおかげでクラシックの世界を子供ながらに知り、その素晴らしさに感動した。
母は自分が子供のころ、祖母に映画に何度も連れて行ってもらったという。
母にとってもこの作品の世界が大きく子供心に影響したのだろう。
今、私が母となり、子供に見せたい作品のひとつである。
しかし、残念ながらこの作品を子供たちに見せられないのが何より悲しい。
この作品を幼少期に見て、感動した子供たちは今大人になって、みんなこの作品を探していると思う。
是非、一刻も早くこの作品をDVDで今の子供たちに見せて聴かせてあげたいものである。
君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956 デラックス版 [DVD]
ハンガリーの自由の為に戦うか水球選手としてオリンピックに出場するか。自由の為に戦う女性ヴィキが現れることで葛藤する主人公カルチ。彼らは愛し合う。史実を背景にした映画であり、戦闘シーンや舞台背景など入念に作りこまれその時代の人々の悲惨さや悲しみが伝わってきました。戦争シーンが映し出されたと思ったら水球の試合のシーンが映し出さる。趣の違ったシーンが交互に映し出されて不思議な映画だと思いましたが表現するのはひとつ、『愛国心』。ここまで国を愛することができる。ハンガリー国民は強いと思いました。そして愛しあう彼らの心。カルチとヴィキが歩む道は変わりますが愛は強く結びつける。ラストシーンに感動しました。