秘密と嘘 [DVD]
白い肌の母親と黒い肌の娘。生まれてすぐ生き別れになったけど、やがて再会する。しかし、母親にはすでにもう一人娘がいて、その娘は「姉」と複雑な初対面を果たす。白人と黒人が混ざるアメリカ社会ならではの問題を題材にした作品。
この映画の見所は、なんといっても主演女優のブレンダ・ブレッシン。生き別れの娘が連絡してきた時や、家族に「実はあの娘は私の娘なの」と打ち明けたときのおどおどした様子を見事に表現している。不安ながらも家族に理解を求めようとする彼女の切迫した演技についつい見入ってしまう。最後はなんともいえない切なさが残りながらも、人間はどんなことがあっても幸せになれることを教えてくれる映画。
秘密と嘘 ニューマスター版 [DVD]
なぜが、ヨーロッパ系のいい映画、パルムドール受賞でもDVDをあまり作らないのか、すぐプレミア価格。レンタル屋にもない。はっきり行って、グラミー賞なんて殆んどクズ作品(いかにも狙ったお涙、家族愛のアメリカ主義)ばかり(ゴッドファーザーとか凄いのも少しはあるけど)カンヌの方が断然、センスがイイ。この作品もそうだけど、アンダーーグラウンド、ふたりのベロニカ、ビフォア・ザ・レイン、等々、綺麗な映像で見たいけど、DVDが高い。パリ18区夜もレンタルしたいなぁ。日本だとサブ監督の初期3〜4作品もレンタルできればなぁ。ホント、いい映画を安く見れるようになって欲しいなぁ。
ケネディとユダヤの秘密戦争 (発掘!アメリカの嘘)
ケネディ暗殺モノはなぜだか数多く読んでいます。というのも、どれもこれもコジツケ風で、何冊読んでも消化不良気味だったからです。その点、この本はイスラエルの核武装をケネディが容認しなかったという説を中心にしていて、しかもマフィア、CIA、カストロ説なども丁寧に検証しているので、ついに出た「決定版」と呼んでいい作品です。それにしても例の団体の執拗さときたら、著者による「本書がおかれた状況について」を読むだけでも価値ありです。日本の多くの作家・著者にも同じような勇気をもって欲しいと思います
秘密と嘘と民主主義
この本もその他のN チョムスキーの著書の例にもれず、ただ漫然とニュースをきいているだけではわからない、世界の事実について開眼させられます。とにかく反アメリカとかそんなことはどうでもいいので、まず読んでみるべきだと思います。
世界をとりまく現状についてすごく考えさせられます。一人の有権者として、日本を正しい方向へ動かせるよう何をしていけばいいのかを深く考えさせられました。