NEW CHAPPIE
セラニポージとチャッピーの関係は似ているようで違う。セラニがゲームに登場する架空のアイドルを想定して、ササキトモコが作詞作曲を全て担当しているのに対して、チャッピーは、チャッピーというキャラクターのイメージにアーティストがそれぞれのイメージで曲を作っている。そのためセラニは、一枚のアルバムとしての流れや統一感が抜群なのに対し、チャッピーのほうはボーカルから曲、詞に至るまでさまざまな人が関わっているため、良質なオムニバスといった趣となっている。ただチャッピーというキャラクターの持つイメージが大きなコンセプトとなっているので、オムニバスとしての統一感はある。どちらが優れていたかと尋ねられると、やはりセラニのアイデアそして本当にハイレベルな一人の架空のアイドルを生み出してしまったという点で、セラニかなと思うが。
灰かぶり(シンデレラ) (グリム童話アーティストブックシリーズ)
チャッピーがスクロールしていくというアートワークも楽しめるが、最後のほうになって変調をきたしていくチャッピーが見事に残酷性をあらわしている。そして、施された細工がまた、度肝をぬく。こんなグリム見たこともない。まさにアーティストとの協奏曲だ。
Cd Art: Innovation in Cd Packaging Design
世の中のCDのジャケットデザインはすばらしい作品に溢れている。
ポップ・カルチャーの最先端が、この本には詰まってます。
興味有無に関わらず、買って損は無いと思います。
グラフィック・デザイナーの仕事
自分はグラフィック・デザインに関しては完全な素人なのだが、その私が読んでも非常に面白かった。本やCD、ポスターなどを見る時の視点がこの本を読んで変わった。
この本を買ったきっかけは、もともとクラフト・エヴィング商會の本が好きで、そのインタビューを読みたかったから。その他の人々については、名前は聞いたことがある気がする」という程度の認識であった。しかし、巻頭に掲載されている各氏の作品を見て、「おお、これをつくった人なのか!」と何度も思い、一気に登場するすべての人に興味が出てきた。
インタビューは、非常に興味深かった。自分がなんからの作品を見るときに、「つくっている人はこんなことを考えていたのか」という、いわゆる舞台裏がわかり、これまで以上にみる楡?しみが広がりそうである。
また、自分自身が個人でなにかをつくる際に、デザインについて参考になる点も多かった。
グラフィック・デザインを勉強している人はもちろん、そうでない人にも楽しめて、勉強になる部分が多い本。
GRV2283、GRV2284 [DVD]
初めは普通に行進しているCGなのですが、そのうち水色の変なオジサン(?)に伝染させられてどんどんのせられていくという内容です。
シンプルな色を使ったシンプルなキャラのシンプルな内容なのですが、周辺の作りこみがとても細かくて、行進している人たちの周りを見ていても面白い!
途中からの馬と変なオジサンの変な関係も意味不明ながら見るものをひきつけます!
ちなみに、ブックレットには登場人物が全て記載されていました(笑)
これは一度見てみないとこの独特な雰囲気は味わえませんよ。