バスストップの消息
田舎の歩道に佇んでいるバス停。そのバス停が、ある日、バスに乗ってしまった。自分の意志で。目を描いて自分を抑圧する監察官から逃れて。
こう書くとなんだかよくわかりませんが、詩的な表現でバス停が見知らぬバス停で降り、そこのバス停と交流しながら、旅を進めるロードムービーっぽい感じです。
ただ、終盤に向かうに従って観念的になりすぎた気はします。
でも、なかなか心を打つ表現もあり、お勧めです。
新装版 恋愛バスストップ (花音コミックス)
旧作を持っているにも関わらずブルボン小冊子欲しさに買っちゃいました。(犬は毎秒恋をするの応募券も必要です)
5年前の新装版なので絵柄は現在よりシンプルというかキラキラ感は薄いです。
…が妄想ワールドはこの頃から全開です。
だって投稿作が「妄想バスストップ」て、そのまんまやん〜
表題作「恋愛〜」の前の話で週に2回パス停で出会うリーマンに勝手に妄想を膨らましていくリーマンのお話なんですが
じっくり丁寧に二人の関係が進展していく所が良かったです。
その他短編3つ、旧作では無かった同人誌の話1つと表題作のその後が入ってます。
自分的に犬恋シリーズが★5なので今回は★4になりました。
恋愛バスストップ (花音コミックス)
始まりは、勝手な妄想からです!
ストイックに着こなされたスーツは学ランより観賞価値が高いと思ってらっしゃる方、必見です。どの作品もとても上品ですよ。そして、胸キュン♪
夏水さんは、若いリーマンを描くのがお上手なのですね。
記念すべき初コミックだそうですが、ホントに新人?
これからは作家買いします。
保存盤 昭和の演歌(4)昭和47年~50年
コンピレーションアルバムのシリーズ第4弾。
普段基本的に演歌系は意識して聞くことはないが、今回は平浩二の「バス・ストップ」が聴きたかったので。聞いてみると、ぴんからトリオとか殿様キングスとかの名前は知っているけどまず聞こうとはしないようなものから、それこそ歌手も曲名も全くかすりもしないものまで色々とあった。割と、タイトルから見当はついてもいたが、誤算としては三善英史の「雨」。これは、タイトルからは分からなかったが、歌い出しで即、分かった。全体としては、思っていたよりも良かったかも。あまり、こっち側には深入りしたくないが、どうするか。