ドラマ放映時、OLがビルの屋上から「私たちはここにいる!」と叫ぶシーンで、何故かすごく気持ちを揺り動かされたのをおぼえています。ドラマのターゲットは、小生(S.40生まれ。男子)よりも若い女性層だったのでしょうが、同じような不自由さ、不満、悲しみ、怒りなどを抱えていたんでしょうね。もう一度見てみたいドラマです。
NiNa
無意識に頭の中をメロディーが流れる。
力強い曲もあるけど、すごく綺麗な音もあって良い!!
YUKIちゃんの可愛らしさと元気さ、ケイトさんの「女が憧れる女」という感じの声が凄くよくマッチしてました。
JAM時代には無かった、女の子の声でのハモリも心地よくって私は大好き。英語の訳(ユニークな訳だった)もついているので「意味分からない(汗」ってことは無いですよ
彼女たちの時代
このドラマは私が中学生くらいのときにオンエアされていました。
当時はなんとなーく「OLさんってかっこいいな。。」という感じで見ていました。
そして26歳になった今年の夏――
突然この作品のことを思い出して、、でもDVDは世に出ていないことを知り、
ノベライズ版を読んでみることにしました。
主人公をはじめ、登場人物はみんなごく普通の人であることが、まず読んでいて共感できます。
ドラマや小説には珍しく、起承転結がこれといってないのも、魅力のひとつだと思います。
庶民たちがおりなす、ごくありふれた、でもかけがえのないひと夏の思い出の数々。
ものすごい奇跡は起きないけれど、等身大で嘘っぽくなくて、
読み終えたらなんだか「明日からがんばろう!」という気にさせてくれる、
あたたかい作品だと思います。
ときおり出てくる主人公深美のモノローグも、自分の心の中のもやもやを、
代弁してくれているようで、とても心に響きます。
ひとつ、一番心に残ったものを、抜粋します。
>世の中が映画やドラマみたいに、正しい人と悪い人の二種類だったら、どんなに簡単だろう。
>でも、本当はもっと複雑で、わかりにくいものなんだ。
>正しいだけの人間なんていないし……間違ってるだけの人間だっていないはずだ。
>だから……難しいんだと思う。
>何が正しくて何が間違っているのかなんて、誰にもわからないんだ。
>でも、ひとは何も選ばずには生きていけない……
>間違っているかもしれなくても何かを選ぶしかないんだ。
>わたしは……わたしは何を選ぶんだろう……。
社会人になって4〜5年。
仕事もプライベートも中途半端で、夢も持てなくて、将来が不安で……
そんな26歳の夏に読むのにぴったりの作品です!!
このドラマが放送されてた当事私は16歳でしたが、
深美、千津、次子、3人の26歳の女性達の友情に
憧れてました。大人になってからの友達って何か
いいなって思わせてくれるドラマです。
自分が26歳になったらもう一回見てみたいです。
彼女たちの時代(1) [VHS]
見始めたとき、どうもとっつきにくく、さすがの深津絵里でもだめかと思ったが、回を重ねるごとに登場人物のキャラクターが固まってきたようだ。
特に椎名桔平演ずる会社員に取り巻く仕事の重圧はとても重く、女性陣が愛だ、女性の仕事だ、とそれなりの悩みと葛藤をもって生きていくのがとても小さく見える。でもそれでこのドラマの軽重さが保たれ、とてもいいバランスになっている。
深津絵里の些細な表情がとてもうまく、引き込まれていく。
難点は劇判かな。