真昼の決闘 [DVD]
ゲーリー・クーパー&グレース・ケリー主演のハリウッド映画真昼の決闘は、主題歌ハイ・ヌーンとともに、真昼の決闘、という堂々たる邦題も手伝って、私の中ではなんか、立派なみんなを納得させる正義が勝利する、スカッとする西部劇の名作なんだ・・・と、勝手にイメージしていました。
ところが今回やっとじっくり見て・・・びっくり!アメリカ市民の謳歌する自由、民主主義、自分たちの力で守る自分たちの町、というイメージからはかけはなれた・・・結構ある意味寒くなりそうな話の映画でした。誰一人、今結婚したばかりの新妻でさえ、町を守るという主人公のいうことを聞いてくれないのです・・・現実の世界にある、なかなか解決できない深い問題点を描くことの多いスタンリー・クレイマーの扱う題材らしいな、と思いました。
考えてみれば原題はハイ・ヌーン・・・直訳すれば、正午、ですか?正午、というタイトルの西部劇。やはり、一つの小さな町におこった、ある息詰まるドラマ、ともとれます。
この映画は話が午前10時半ごろから始まって、敵が列車で到着して戦いが終わる12時ごろ、話が終わるので、映画が90分くらいとして、実際の時間と同時に映画が進行していくのです。なので、時計がたびたび映し出され、その迫ってくる時刻を見る人に意識させます。そして、誰も味方してくれる人がいない中、時間とともに来たるべき敵のイメージは、まっすぐに伸びた線路!です。あれが、バーンと映し出されると、避けられないまっすぐな運命を感じます。
ゲーリー・クーパーは52歳。当時すでに足の関節炎を患っていたそうですが、戦いのシーンなども手抜きすることなく全部計画したとおりに動きなど頑張ったそうです。で、アカデミー主演男優賞を主題歌賞とともに取りました。
当時は赤狩り旋風で、この話の脚本を書いた人は、いざとなったら暴力に反抗できない市民、というものを赤狩りに反発して描いたそうです。スタンリー・クレイマーも、監督のフレッド・ジンネマンに、自分たちの町を自分たちで守れない情けない人々の話、と説明したそうです。でも、こういう、内心戦わなきゃいけない、と感じながらもなかなか腰を上げられない、という問題はどの時代のどの国の人にもありうることで、人間一人一人がいつも気をつけていなきゃいけない深いテーマでしょう。
この映画は、やっぱり自由を愛するアメリカってすばらしい!というようなジョン・ウェインの西部劇とは全然違う、本人さえ怖くてドキドキしている主人公が、それでもなんとか一人で戦い・・・なんとか結果勝ったけれども・・・という、本当に人間の心の弱い部分に訴えてくるテーマの映画であり、ハリウッド映画である、とか、クーパー、グレース・ケリー、などスター映画のエンターテイメント華々しいイメージでとらえてはいけない、あなただったら、どうする?という観点を投げかけています。フレッド・ジンネマンは、この映画のシナリオをもらった時、周りの批判的意見にも関わらず、映画のテーマに夢中になったそうです。
ところで、この映画は編集者のアカデミー賞もとりました。実際、編集者はこの映画につかわれていないグレース・ケリーの顔のショットを山ほどカットしたそうです!編集室の床は、捨てられたグレースの顔のフィルムで踏み場もないほど埋まったそうです。当時まだ駆け出しだったグレースの美しさに、ジンネマンさん、夢中になってしまったのでしょうね。この編集者さんのおかげで、この映画は名作の体裁を整えることができたといえる、とサミー・デービス・Jrが言っていました!
NOON (ACPZG)
強引に例をあげると、「ボンバーマン」+「ペンゴ」みたいなゲームシステムですw
同じ色のブロックを3つ並べて消すと敵の陣地にオジャマブロックが出現、すべての陣地をブロックで埋めて10カウント取れれば勝利!が大まかな流れになります。
敵を投げたりブロックを当てたり、キャラ別に用意されている必殺技を使うこともできます。
処理落ちもなく最大4人対戦ができるので、みんなでワイワイ遊ぶほうが楽しいですよ(^ー^)
マイナス点は、斜め移動ができないので操作に若干ストレスを感じることくらいでした。
1人プレイ時もキャラ別のストーリーやボス戦などの飽きさせない演出で楽しませてくれますよv(^o^)
しかし、PS時代のマイクロキャビンは良質なソフト多いですなぁ(-_☆)
ワンス・アポン・ア・タイム
noon の温かい歌唱が好きでデビュー以来ずっと聴き続けています。今回も懐かしの名曲を味わい深く歌っていました。
冒頭の懐かしの「ケ・セラ・セラ」は焼きなおしではなく、彼女の持ち歌へと上手く昇華させていました。軽やかだけれど説得力もありジャジーでじっくりと聴けば味わいがより増してくる歌唱でした。
6曲目「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド(この素晴らしき世界)」での優しい歌唱を聞くと幸せで温かい気持ちになりました。♪草木は緑で 赤いバラが咲き 空は青くて 雲は真っ白 ぼくはひとりつぶやく この世はなんてすばらしいんだろう♪というハート・ウォーミングな懐かしい世界が広がっていきました。リスナーを夢心地にさせる能力もまた得難い個性の一つだと認識しています。
スキーター・デイヴィスが1963年に歌い大ヒットした「ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド(この世の果てまで)」を懐かしい感じでカヴァーしていました。ブレンダ・リーの歌唱も思い起こしましたが、noonの春風のような軽やかで少し鼻にかかったコケティッシュな歌声はとても甘く伸びやかです。
ドゥービー・ブラザーズの名曲「ユー・ビロング・トゥ・ミー」をしっとりとジャジーに歌いあげていました。ドゥ・ワップ時代の曲ですが、歌唱法をかえるとまた違う魅力が感じられました。
ラストのベッツィ&クリスの「白い色は恋人の色」は、noonが生まれる前の曲です。オリジナルとは微妙にメロディが違いますが、これはこれで味わいが伝わってきます。小沼ようすけのギター伴奏が素晴らしく、繰り返し聴きたくなるような優しさに包まれていました。
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シートボルトに付けてみました。想像以上に震動が減り、シートが浮いているみたいで、最初は気持ちが悪かった。(^^♪