不毛地帯 [DVD]
原作を先に読んでから、この映画を観たのですが、181分という長い映画でありながら、物語は原作の1/4程度で幕を引きます。それだけ原作が大作であることは分かるのですが、この映画から「不毛地帯」に入った人はちょっと尻切れトンボ的な印象を持ってしまうかもしれません。何より壱岐正という人間の生き様はまさにこれからというところで終わってしまうので、この段階での幕引きだと、壱岐正という人物に不信感を抱いてしまう人もいるだろうなと思いました。この物語の核は、壱岐正という男が自己との対話を逃げずに繰り返し、常に自身に誠実であることの素晴らしさを問うているものだと思うので、後半部を知らない方は、ぜひ原作を読んで頂きたいなと思います。
なお配役や設定については、本当にドンピシャという感じで、小説の雰囲気そのままを映像化できていて、さすがは社会派の巨匠・山本薩夫監督だと思います。
シンフォレストDVD 旅客機ミュージアム 国内線旅客機図鑑 Airliner Watching in Japan
このDVDは一見だらだらと流しているだけなので、退屈すると思う。
だが、実は見方があるのだ。
チャプターをみると、エアラインごと、JALグループとANAグループ、その他の三つに大別されている。その各グループごとに飛行機会社が表になっているので、それぞれを見ていく。
するとどんなエアラインがどんな機種を使用しているのか、非常に分かり易くなっているのだ。
私はプロペラ機が好きなので、乗るにはどのエアラインを利用すればいいのか、これで理解でき、とても助かっている。ただ、クラシックジャンボなど、今はもう運行されていない機種などもあるので、ちょっとした説明も載せてくれていたら、もっとありがたかった。(例えば乗員三人態勢とか。そうすれば、ああ〜この間引退したなと連想できる)
さらに言えば、各エアラインごとに運行路線図なども付けてくれていたら…などと思ってしまった。廃止路線・休止路線などちょくちょく変わるので、難しいかな。
もう一つの楽しみ方として、地上から見上げているだけでは分らない機体の様子、ギアやフラップ、またエンジンの種類など、ドアップで観察できるということが上げられる。
同じ747−400なのにエンジンはP&Wじゃなくてロールスロイスだ、とかね。マークで確認出来ちゃうのだ。
私がげらげら笑ったのは、MD−81に積んでいるエンジン(たぶん、P&W製)。着陸すると、エンジン後部の上下からフードカバーみたいなものがパカッっと被さってきて、変な形になる。おそらくこれもブレーキの一種なのだろうが、最初見た時はハァ???となった。
見方次第では、面白い図鑑になると思いますよ。
[ルミノックス]LUMINOX 腕時計 ロッキードマーティンコレクション F-117 ナイトホークシリーズ2 3400IRB メンズ [正規輸入品]
すばらしい
とても時間が見やすく
男らしいつくりで
誇らしい時計です
ロッキード事件「葬られた真実」
最近は検察を信用できなくなってますが、この事件あたりから検察の暴走というか、「絶対に有罪にするんだ」という変な使命感による暴走が始まったような気がしております。さらに検察だけでなく、個人個人の思惑一杯の政治家が絡んで、最終的には「田中角栄」逮捕という共通目標だけが独り歩きしていく様が実にリアルに(全部実名です)描かれております。中曽根さんはさもありなんという感じですが、三木さんには正直愛想つきましたわ。クリーンなイメージだったですけどね、ここでは「あほ丸出し」のおっさんです。「角さん」を庇っておれば後世での評価も変わったでしょうに。どう考えても、金額的に賄賂の少額の田中角栄よりもっと調べる人物がいたように思いますが、そういう正義はないのですよね。今続いている小沢さんの一件も同じような匂いがしてます。